そこで3年前に戻ってみよう、昭和28年のスタイルである ラペルはほどほどに大きく、着丈はやや短め、ズボンは太く、まさに劇中で水木が着ていたものと同じシルエットである




さて水木の背広は昭和31年当時としてはちょっと古い、という話をしましたが、ダブルの背広の場合はどうだったか、比べてみましょう 本題に入る前に昭和27年の型を見てみましょうか 襟がぶっといのがお分かりでしょう


反対に昭和31年のスタイルです 襟がかなり細くなっているのがわかります 劇中の克典のスタイルと同じです 厳密にいうと昭和20年代の終わり頃からジワジワ細くなっていき、昭和30年を超えたあたりから極端になります


しかしちょうどこの時期から海外の流行としてシングル裾のものが出回り始めたのです まだ日本では一般的には受け入れられませんでしたが、流行のスタイルとして一応紹介はされています (※日本でも大正以前はシングルがメジャーでした)
