・Escaping-闇の窓 長い旅の果て、ラフレシアの血で吸血鬼と化したレディはラフレシア・永理加と同化していた。しかし突然神のような人物によって、レディは自分と二人、合わせて3つの魂を泥と共に吐き出してしまう。
→魂を失ったレディは再び冷徹となり、泥から生まれた3人の人形を奴隷のように使役し、人里の人間たちを攫っては血を吸い、自らの眷属としていた。やがてレディを恐れた二人の人形は、一人を残し、彼女からの逃亡を企てる。
・Escaping-ワルツ 三人の泥人形の前日譚。 キランメはガラージュとメンデルを愛するあまり、"三人一緒でいるためにはレディの元を離れるべきでない"と主張した。その思いには過去にガラージュが言った優しい言葉と、メンデルの純真さを今でも忘れていないためであった。
・Escaping-扉 逃亡した先で人間たちに捕まり、メンデルを逃がしたガラージュはリンチされる。海へ逃げたメンデルは、レディを豹変させた何者かに見つかり、同じく何かを吹き込まれる。キランメはガラージュに追いついて和解するが、レディに追いつかれ、二人は殺害される。→
→そこへレンズが現れ、レディは諭されるままガラージュの血を吸い尽くし、永理加とラフレシアと再会を果たすが眠りにつく。レディの体内でガラージュの魂のみが目を覚まし、以降レディはガラージュとなる。レンズは三人に謎の"課題"を言い渡し、ガラージュの記憶を奪い三人をバラバラの世界へ放る。