カラスヤサトシさんの新刊「いんへるの」。"読むと厭になる"という帯の文が絶妙だと思う、怖さを全て描き切らずに「嫌さ」を全力で残しにくる8ページ短編集。面白かったので是非続刊して欲しいしカラスヤさんにはこの系統の連載をもっとしてほしいのです。
スズキナオさんの「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」。日々の暮らしと地続きのじんわりした楽しみがあふれる取材記事あれこれ。面白さのために何かをないがしろにすることのない誠実さもよいです。半分くらい残して枕元本にしようと思う。
現在の枕元本。章立てが細かくどこからでも読める本や本文そのものが短いものなど。ただし寝つきがいいので出番が思いのほか少ないのと、適当に開いたとこから拾い読みしてるので完読したか判断がつかなかったりして数年単位で枕元にあるものも多いです。
双葉社まんがタウン12月号発売中です。土日祝に休めない運命を最大限ポジティブにとらえるコメディ「平日休みの堀出さん」載っております。どうぞよろしくお願いします。今回のテーマは平日ガラガラの遊園地。人類は滅んでいません。連載5回目でそんなてこ入れはしません。
阿佐ヶ谷ユジクで上映中の「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」をようやく観れた。上映時間80分フルで「はぁ…いい絵…」と言ってられるほどに作画が好きで、光と陰の美しさ、主人公サーシャの目力の強さにとても惹かれる。それでいて話は小難しくなることのない冒険活劇なのもまた良いです。
単行本「新婚よそじのメシ事情」2巻から試し読みをもう一本。妻から熱いリクエストがありまして「ピーナツバター」の回を掲載します。希少かつお高いピーナツバターを巡り妻が熱いリクエストを繰り広げる回です。
なかなかえらいことをさらっと言いますよね
そのとき見た駅をテーマに前回のコミティアで描いた無人駅漫画、無料配布してしまったのでせっかくなのでこちらにも置いてみます。そんな所に行って何をして何を感じているのか、少しでも伝われば幸いです。
単行本「新婚よそじのメシ事情」2巻から一話試し読みを。ご家庭料理の王道(だと思っていた)ハンバーグのお話ですが、最後は主役の座をアイツに奪われます。
竹書房の社員募集要項、産休・育休の充実を強くアピールしていますがこれは本当で、今まで途中で産休を取った担当さんは全員その後ちゃんと戻ってきてくれました。これには本当に感謝しております。他のことは知りませんが、竹書房は産休育休には優…
単行本「まどいのよそじ」第2集からもう一編試し読みを。ラストに収録した「クリスマス」8ページ。結婚10年子供なしでクリスマスとの向き合い方が難しくなってきたきよみさん、聖夜にスマホの出会い系で…という話です。
先日noteで公開した「灰色の春」をツイッター上でも読めるよう再投稿します。10年前に岩手県遠野市で体験した中途半端な立ち位置でのもやもやとした震災記です。(全24ページ・2014年作)
竹書房・まんがくらぶが残念ながら2020年5月号で休刊(まんがライフとの合併)となります。私のまんくら大好きぶりに配慮してか、突発で「回想まんがくらぶ」と題して2ページいただきました。高2から29年読んできたまんくらへの想いをつづっております。最後にお手にとっていただけると幸いです。