特に野球経験者の方や、普段からよく野球をご覧になっている方は以下のような位置関係を頭に浮かべていただくとより各用語と手の位置や動かし方の関係性がわかりやすいかと思います。
「一塁手-一塁-一塁打」「二塁手-二塁-二塁打」「三塁手-三塁-三塁打」の表現をそれぞれ並べてみると、日本語のように「〇塁」という単語に付加要素がついて成り立っているわけではないということが見えてきます。
また、細かく見ていくと同じくベースを指す手話でも「一塁」と「三塁」では手のアクションが異なっています。これは推測ですが「一塁」を三塁と同じアクションにしてしまうと「自分」を表す手話と非常に似た形になり、状況によってはわかりにくいため明確に区別する方向になっていったのかもと思います
ピッチャー・キャッチャー・ファースト以外の野手はシート番号の数字を指文字で表しています。(野球にあまり馴染みのない方はセカンドなのに4?サードなのに5??と頭が混乱するかもしれませんが…)