とはいえアルセーヌ・ルパンが「夜が明けたら煙のように」「追い詰めたはずが煙のように」という魔術師的なイメージを作ったのもやはり確かだから、「怪盗」の訳は素晴らしいとも思うのです。
しかしその背後にはちゃんとミステリー的理屈があるのがミソなんですけどね。エンタメ的なノリだけで「フハハハハ!」と姿を消しちゃってるわけじゃなく。
死亡した人物の成りすましは、疑われるまでは案外現代でもイケると思います。アルセーヌ・ルパン原典でも、親しい人のいない人物や長く会っていなかった者への成りすまし限定でしたし、DNA鑑定みたいなのは鑑定結果をすり替えるとか内部の人間を買収するとかで、その辺は原典と変わらないかも。
2020年に出た講談社の『漫画日本の歴史』なかなか面白い。 『鎌倉殿』に重なるパート読んでるんだけど、けっこう詳しい!僕が子供の頃読んだものとは比べ物にならない(笑)。(そっちも思い入れはありますがw)
あ、これに関しては、男女逆どころかパーマンでもまずはスパイダーマンと同じ「ミツ夫→みち子→パーマン」の三角関係が基本としてあるんですよ。 そこは王道として『パーマン』が凄いのは、それに加えて「パー子→ミツ夫→スミレ」という相似形の三角関係が加わってくる。凄い秀逸な構造と思います。
ちゃうちゃう、新人の話w この辺の作品に憧れて入ってきた新人が軒並み苦労したり潰れたり外に逃げたよって話。外からはわからない話だと思うけど近年ボロボロと証言が出てきて「俺だけじゃなかったんだ」ってなってます。 ちなリアタイ当時師匠の『コミックマスターJ』で僕モデルでネタにされましたw
この前『エスパー魔美』を読み直していて思ったんですが。 今も世の中がこんなに分かりやすいなら、誰につくかは簡単なんですよ。 僕は言論・表現の自由が極めて大事と思ってます。 まさに「ずいぶん当たり前のこと聞くんだな」です。 でも表現弾圧側も、自分がこの番長だとは思ってないでしょう。
僕はけっこう好き
細かい事情は分からないから目をいからせて抗議する気はないけど、「江戸川乱歩の賞」で「ペンネームが不真面目だから減点」というのはギャグとして笑っちゃいますね(笑)。
「フランス人はフランス革命全肯定だから!」って感想結構見るんだけど、どうなんだろね。 『アルセーヌ・ルパン』読むと1900年代初頭の時点で「マリー・アントワネットに結構同情的なんだな」って思ったんだよね。なのでそんな単純じゃないと思うんだけどな。 (画像は拙作アバンチュリエ『奇巌城』)
「汚物は消毒しろ〜!」って言ってくるのは北斗の拳世界のようなモヒカンではなかった。「綺麗な人たち」だった。 この辺、古いSFだけど、小山ゆう先生の『愛がゆく』を思い出すなあ。まあ昔のディストピア未来SFではよくあったシチュエーションだけど、最近「こういう事かあ」とよく連想してる。
なんとなく男塾読み返してたらまさかの義時登場 「三代将軍源実朝が北条義時の謀略によって暗殺」 「実朝の甥である"公暁"の手にしていた刀は妖刀不知火」 そうだったのかーーっ