■くも膜下出血コラム6【ICUの入院生活】 2020年夏。ICUの窓から見える景色は、晴天。ICUには複数のベッドがあリ、私はひとつのベッドに横たわり、晴天の青空を見ている。主治医の言葉を思い出す。 「くも膜下出血の家族歴がある場合、ご家族も、くも膜下出血になる可能性があるんですよ」…
■くも膜下出血コラム7【人がいれば、お金は必要ない?】 くも膜下出血の発症、私は救急車で運ばれた。 財布や保険証を、持参することができなかった。私が準備できたのは、私自身、その時に着ている洋服、そして眼鏡のみ。着のみ着のまま。 お金がない中、どうやって生きていく? そして、次の条件下。 くも膜下出血で、身体が弱りきっている。 独身。家族は遠方にいる。 この条件を考慮すると、入院中、困っただろうと思われるかもしれない。私が当事者でなければ、きっとそう思う。 でも、実際は違った。 病院のシステムにより、入院時に必要なものは、病院が準備をした商品をレンタル、もしくは購入。後払い。 私物で欲しいものは、スマホからネット通販。シェアハウスのオーナーさん、友人に連絡し、到着した商品を病院に持ってきてもらう。時差こそあれ、欲しいものは全て入手することができた。 あの時、私の手元には1円のお金もなかった。 私には、私しかなかった。だけど、私の周囲には人がいた。私がひとりで立つことが出来なくても、周囲の人が私を支えてくれる。 緊急時にこそお金が必要だと思っていたけれど、お金ではなかった。システムと人だった。そして、システムを作り上げたのは、人。 人生とは、人なのでは? そう思い始める、最初のきっかけ。 ■後日談 ありがたいです。 目を伏せ、噛み締めるように、思います。本当にありがたいです。目頭が熱くなります。 …とはいえ、お金も必要です!支払いは、私がするので!笑。お金は、大概、最後にあります。
くも膜下出血になり、自分で救急車に連絡したお話(1/7)
【4話】くも膜下出血のラブレター(1/4)再 失語症になるお話
美術館へ行くたびに思うことがある 1/3 「私は作品を見に来たのかな?解説を読みに来たのかな?」 #PR
【5話】くも膜下出血のラブレター(1/4)再 失語症になった時、「あいうえお」がわかるか確認したお話
くも膜下出血になり、自分で救急車に119番通報した話(0/9) #漫画が読めるハッシュタグ
【第1章】美術館へ行くたびに思うことがある(1/10) 「私は作品を見に来たのかな?解説を読みに来たのかな?」 #pr
くも膜下出血で失語症になったけれど、病院の対応により回復する話(1/10) #漫画が読めるハッシュタグ
くも膜下出血の再手術前に、他人の過去に号泣する話(0/16) #漫画が読めるハッシュタグ