「本日の業務終了後、お時間ありますか?」 さきほどまで自身のスマホを眺めていたルビーが、不意に声をかけてきた。 「今日はあんまり残るつもりないよ」 そう答えると、珍しくルビーが周りを気にする仕草をした。周囲にはチームメンバーがまだ残っている。 「少し、しゃがんでいただけますか?」

「問題ありません。あの子の特別練習を優先してください」 先んじて頭を下げると、ルビーはさらさらと手帳に何かを記入した。 『減点』されたのか……? 「……減点などではありませんので」 心を読まれた。

C106新刊「お嬢概念」脱稿しました。 ろるという同人作家はこの世のものとは思えない気の狂い方をしているので、20ページの本文中に挿絵を12枚入れました。非常に意味が不明ですが、描き下ろし11枚です。

