百機夜行 陸拾漆 蟹坊主 蟹坊主は、日本各地の寺院などに伝えられているカニの妖怪。「化け蟹」「大蟹」ともいう。無人の寺に旅の僧が泊まると、何者かが現れて問答を仕掛け、僧がその者をカニの妖怪だと正体を暴いて退治する、といった伝説や昔話として知られる。

百機夜行 陸拾捌 船幽霊 船幽霊、舟幽霊(ふなゆうれい)は、日本全国各地に伝わる海上の幽霊が怨霊となったもの。江戸時代の怪談、随筆、近代の民俗資料などに多く見られる。

百機夜行 陸拾玖 見越入道 夜道や坂道の突き当たりを歩いていると、 突然現れ、見上げれば見上げるほど大きくなる。見上げるほど大きいことから、見上げ入道の名がついた。そのまま見ていると、死ぬこともあるが、「見こした」と言えば消えるらしい。
