6.桜三郎 紅築奇譚より。今年は割と描いた気がする。後悔に後ろ髪を引かれ続けるお兄さん。弟たちと絡ませると不穏になったり平和になったり情緒が忙しい。兄たちと絡ませると途端に末っ子気質が顔を覗かせる。枯野、紺佐とは幼馴染のような、弟同士のような関係。幸せにおなりその二。
7.梅次郎(兄) 紅築奇譚より。ここの兄弟たちの漫画も描きたいなと思って幾星霜。鍛冶役弟組たち以降に生まれた従士とは面識がない。黙っていれば綺麗系美人。口を開けば陽気な悪戯好きお兄さん。弟が驚く顔を見るのが何よりも楽しい。もちろん本気で嫌がられたらすぐやめる。
8.桃一郎(兄) 紅築奇譚より。雪平と枯野の漫画の時の近衛長はこのひと。梅次郎と同じく、鍛冶役弟組たち以降に生まれた従士とは面識がない。丹丸や宍右衛門とは同期。いつも微笑みを浮かべているのは周りを安心させるためのもの、と朱佐にこっそり教えたことがあった。
11.12.燐・ひたき 紅築奇譚より。今年は割と二人一緒の絵を描くことが出来た気がするコンビ。ちっとも姫君然としていないお姫様二人、支え合って生きていた二人、同じ道をたどる二人。描いていて楽しく、少し切なくなる二人でした。