チェコ好きさんの新刊読みはじめた。 落ち着いたトーンで、淡々とした文体に、なんだかホッとする。森にいるみたいに静かな気持ちになる。 自分のことなのに、文章に感情が乗りすぎてないから、他人のことように感じる。でも、読んでて疲れないのはこのトーンのおかげなのかも。 無限に読めちゃう?
根はいいけど我儘な才能ある男子が、うっかり恋しちゃって調子狂わせる少女漫画が大好きなんですが…最近2つも出会っちゃってホクホクです… 『青の花 器の森』小玉ユキ 『西荻窪ランスルー』ゆき林檎
わたしが「予感」の例として出したのは、梨木香歩『エストニア紀行』。 旅程と土地の歴史を淡々と語るすごく静かな紀行文。見たものすべてを語らんばかりの緻密な語り口のストイックな雰囲気の一冊。 そんな本のさりげないこの二年後のくだり、この旅でどんな素敵なことが起きたのかと胸が躍る…!