「通販生活」でおなじみのカタログハウスの新創刊雑誌「月刊益軒さん」の表紙を担当することになりました。 貝原益軒をキャラ化した「えっけんさん」です。 普段から年寄りみのある絵を描いて、これから超高齢化社会を迎える日本で、なんとか100歳まで現役のイラストレーターでいたいです。
「てんとう虫」の1月号は縁起特集。 同じ雑誌に違うタッチで絵を描いて、バリエーションをつけると、三人必要なイラストレーターも私一人で済むではないですか。 なんと便利なコンビニエンスイラストレーター!
「益軒さん」は字が大きくて読みやすい上に連載が面白い。人気連載の再録が二本!面白いものは何度味わってもいい。同じ話を何度もするのも老いるショックの一環で、みうらさんは「ループオン」と呼んでいる。キープオンロケンロールのさらに上のループオンロケンロールの意味だそうです。
10年ほど前、西村賢太さんのエッセイ本の挿絵を頼まれた。何人かの候補の中で私を選んでくれた。ファンだったので、愛情を込めて描いたラフスケッチを送ったら「この絵には悪意を感じる」と激怒され、クビになった。 しかし、これぞ「西村賢太体験」というもの。小説大好きでした。献杯!
投票を呼びかける絵、ついに私も描いてみました。
【マンガで読む河鍋暁斎の生涯】 「河鍋暁斎物語(抄)」その1 案内人:ジョサイア・コンドル
最高にワケの分からない気分にさせてくれる話「南泉斬猫」①
『モブなのにすごいことしちゃった日本史の偉人たち』 教科書に出てくる超有名人の影で実はすごいことしてた名脇役たち。彼らだけに焦点を当てたカジュアルな歴史本です。 全ページにイヤというほど私の絵が入っております。 朝日新聞出版刊。予約受付中!
【マンガで読む河鍋暁斎の生涯】 「河鍋暁斎物語(抄)」その2 案内人:ジョサイア・コンドル
明恵上人の夢日記に「白と、香色(赤みを帯びた明るい茶色)などの 2 匹の子犬がいて、香色のほうがとてもい とおしかった。なのでこの犬に飯を盛って器にした」とあるのを2コマ漫画にしました。
仕事に厳しいことで有名なデザイナーの大先生(昔はよく泣かされた)が、最近、老人性断捨離をはじめた。 「君が持っていた方がいいから」と小村雪岱の下絵をポンとくれた。 サンキュー!