あまりの都会っぽさに田舎者が目をまわす、代官山蔦屋書店の2号館で、眼鏡仲間のワタナベケンイチさんが新作絵本を売っているから、ヒマでヒマで仕方ない人は行きましょう。 伊野孝行作「ワタナベケンイチの肖像」を添えて。
由原かのんさんのデビュー作『首ざむらい』のカバーを描きました。 オール讀物新人賞を受賞された時にも挿絵を担当しましたが、この小説めっちゃ僕好みです。出てくる人がみんなかわいいんです。こういう風に書ける人なかなかいないと思います。自然にこんな絵が出きちゃったんです。小説の力です。
メジャーな出版社から文章主体の本を2冊出したが、いっこうに作文の仕事は来ない。 唯一あるのが、一銭も受け取らないで書いているこの連載だけ。 ノーギャラの仕事を「陰徳」と言います。「積善の家には必ず余慶あり」と言うらしいです。
11月21日は一休さんが三途の川を渡った日。 後世、人々は一休という類稀な器に狂歌や頓知噺を盛り、様々な一休像を作ってきた。 拙著『となりの一休さん』はそんな一休入門書として最適だとある専門家の方がおっしゃってくれた。さらに興味を持てば巻末の参考文献を順に読んでいくのが良いでしょうと。
10年ほど前、西村賢太さんのエッセイ本の挿絵を頼まれた。何人かの候補の中で私を選んでくれた。ファンだったので、愛情を込めて描いたラフスケッチを送ったら「この絵には悪意を感じる」と激怒され、クビになった。 しかし、これぞ「西村賢太体験」というもの。小説大好きでした。献杯!
投票を呼びかける絵、ついに私も描いてみました。
【マンガで読む河鍋暁斎の生涯】 「河鍋暁斎物語(抄)」その1 案内人:ジョサイア・コンドル
最高にワケの分からない気分にさせてくれる話「南泉斬猫」①
『モブなのにすごいことしちゃった日本史の偉人たち』 教科書に出てくる超有名人の影で実はすごいことしてた名脇役たち。彼らだけに焦点を当てたカジュアルな歴史本です。 全ページにイヤというほど私の絵が入っております。 朝日新聞出版刊。予約受付中!
【マンガで読む河鍋暁斎の生涯】 「河鍋暁斎物語(抄)」その2 案内人:ジョサイア・コンドル
明恵上人の夢日記に「白と、香色(赤みを帯びた明るい茶色)などの 2 匹の子犬がいて、香色のほうがとてもい とおしかった。なのでこの犬に飯を盛って器にした」とあるのを2コマ漫画にしました。
仕事に厳しいことで有名なデザイナーの大先生(昔はよく泣かされた)が、最近、老人性断捨離をはじめた。 「君が持っていた方がいいから」と小村雪岱の下絵をポンとくれた。 サンキュー!