アルティメットユニバースは「超人兵士計画」が世界観のかなり中心に近い所に据えられていて、それはそれで設定的に分かりやすいんだけど、ガンマボムが地獄に続くグリーンドアを開いたという原作ハルクの超クールなホラー設定がMCUでは使えないじゃん!という弊害がある事に今更気付く
東映版の例のポーズってのがあまりピンと来ないけど、スパイダーマンって割と60年代の最初期から、体操選手と虫とスパイとターザンの混合のようなアクロバティックなアクションを売りにしており、腰を屈めてウェブシューター撃つくらいはやってたんじゃないかと思う。決めポーズだったかは別として
この「いつまでも叫び続ける」という表現はブルース・バナーの人生の随所に現れるもので、彼の中のハルクを目覚めさせた第一号のガンマ線の被曝の際も彼は叫び続けている。スタン・リーがどう意図して書いたのか分からないが、何年もの歴史の中で繰り返される叫びは次第に不吉なニュアンスを帯びていく
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる