燻んだ青一色のスコットの日常の中にカラフルなファンタスティックフォーが急に飛び込んでくる場面。ヒーローの姿が焼き付いたスコットの目の奥に未来の光が宿る。サイクロップスのオリジンの深く新しい解釈でもあるし、我々自身の姿でもある。見る者に感銘を与える事こそ、ヒーローの役割だと……
一方地球に一人残された息子ディラン・ブロック。学校で喧嘩を繰り返す彼は、退学すら仄めかされていた。宇宙を守る為に忙しい父親も頼れない。その夜、突然エディが現れ「家から離れる、荷造りしろ」という。彼の態度に戸惑うディランの元に、父親から電話が。「それは俺じゃない、家から逃げろ」と…
「新ヒーローを紹介するよ!べニートは子供の頃軍隊に拉致されて少年兵として訓練を受けた後、超人兵士の被験者として選ばれたんだ!でも過程で母親の記憶を思い出して、軍隊を脱走したんだ!彼はNYに不法移民としてやってきて、ヒーローのトロになったよ!」 いや何歳児向けのコミックなんだよコレ
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる