割とこう「ジョン・ウィック2」みたいなノリだけど、子供の鉄砲玉から始まってどんどんエスカレートしていくのが面白かった。シンプルだけど楽しい一冊。最後にはあの宿敵も登場するよ!
「バカ野郎、バカ野郎、バカ野郎……」 「俺の事呼んだ?」 「あっ違うんです。僕はただ……大失敗しちゃったから顔出せなくて、隠れてたんです」 「ヴィクター、ここ数日バタバタしてお前ときちんと話した事なかったな」 「はい、あの……失敗ばっかりですいません」 「俺、謝れなんて言ったかい?」
「いえ、でも……本当に俺いつもダメで……」 「酷くやられたからか?それだって仕事だぜ。あのマッチョのヨーダがそんなに強いなんて知らなかったんだからな、お前はよくやったよ。 俺はあれだけの攻撃を耐えて、すぐ復帰出来るお前のタフさに感謝してる」
「俺がアベンジャーズに入った時、周りは超人兵士に史上最速の男、現実を変えられる魔女で、俺は単なる生意気な弓手だったんだぜ。だから、自分の価値を証明しなきゃいけない事の辛さもよーく分かってるよ」 「それマジですか?」 「大マジだよ」
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる