巻末のオマケ4コマで、キムが常に携帯を見ているのは片思いしている女の子からメールの返信が無いか気にしているという話も明かされ、まあ彼女に限らないけど、キャラの一人一人に単なる物語の役割以上の奥行きがあったのも良かった
好きなアニメのキャラクター、プリンス・ネプチューン(悪役)を描いた途端現実化してしまう。……と言っても顔しか描いてないので首だけ。オタクの中学生と、生首の悪漢と、ピンク髪の美少女の奇妙な生活が始まる。もう導入で面白いが、子供のリアルな感情を反映した、良いジュブナイルだった
パニッシャー、今月も最高に面白かったね。前号までパニッシャーの妻マリアは異常者の運命に絡め取られた犠牲者みたいに見えていたが、しかし風向きが変わってきた。どこに話が転がっていくのやら
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる