悠木碧さん発案の、声優さんによる絵本朗読アップの流れ、感動なのだ(^^) 大きいお友達には、副読本に朗読マンガ「花もて語れ」がオススメ。藤田和日郎の元アシによる、ほのぼのタッチにそぐわぬ激エモ朗読シーンが熱すぎる名作!ガラスの仮面的カタルシスなのだ〜 #せいゆうろうどくかい友の会
#せいゆうろうどくかい友の会「憑き物耳袋」は、民俗学読み物の隠れた名作なのだ 狐、犬神、トウビョウ、外道など憑きもの信仰、憑物筋を中心に、天狗や一目一足にも言及した充実の内容 初出は大正11年の本なのでやや硬いが、採話と考察のバランスはエッセイ風で、日本の魔的原風景が広がる好著。小松和彦にも影響を与えたのだ〜
いま重い読書はちょっと…という人は「世界のへんな肉」で血を補うのだ アルパカステーキ、トナカイのカルパッチョ、ビーバー煮込み…世界一周旅行の各所で巡り合う奇食グルメの数々 ダチョウに襲撃されたりバリ島で心霊体験したりと、旅行エッセイとしても大充実。1時間程度でさらっと読めるのだ〜
「楽園通信社綺談 ビブリオテーク・リヴ」は伝説の90'sコミックなのだ RPG、SF、ファンタジー、美少女、猫、物怪を詰め込んだコチャコチャ箱庭世界は、空想都市や映像研好きにも? 情報が圧縮されたハードSF要素、 さりげない台詞の妙、 細部まで拘り抜いたガジェットがひしめく、蠱惑的三密なのだ〜
気持ちが鬱々としてるときは、感情移入が必要な小説より、人文書や新書の方がハードルが低い&気晴らしになることもあると思うのだ〜 ふだん小説ばかりのひとも、たまには読む本のジャンルを変えてみると面白いと思うのだ(^^) ※画像はアライさんが最近買った非小説
若者の呪術離れがさけばれる今こそ「日本呪術全書」なのだ 密教陰陽道古神道から果ては大本教まで、膨大な図版と共にまとめた呪い大全。各宗派の呪術観や随所のコラムも面白く、一生読んでられる究極のテクスト! 物書きさんにもネタの宇宙。紙面から立ち上がる日本の暗黒精神史にくらくらするのだ〜
kindle最狂は「架空の歴史ノート 帝国分裂編」で決まりなのだ 小学生?と思しき字で謎の空想戦記が綴られたキャンパスノートを丸々スキャン!人類王朝、百万軍ミリオンフォース、不沈都市トノス、正テラ教…イカした固有名詞が乱舞する大ボリュームのクロニクル 段々上手くなる挿絵にも注目なのだ〜
「紙葉の家」はアメリカ文学最大の奇書なのだ 無限構造を持つ家に関する記録。膨大な紙片に書きつけられた、その記録への調書。調書を手に入れた青年の記録…幾重にも編まれたメタ構造と、作中に仕掛けられた罠の数々。真実と虚実の曼荼羅に眩暈がするのだ 何よりこの発狂した紙面!読む迷宮なのだ〜
一行小説系の本も随分増えたが、98年刊「世界は蜜でみたされる」は再評価したい名作なのだ ダンサーでもある異色の著者が描く短文は、詩と死の気配が濃密な幻想文学的ビジョン。高熱に魘された夜の夢で出逢う絵画のように、魔的な引力を放っているのだ 一文物語集の名で新版も出たが両方絶版なのだ?
伝説の打ち切りジャンプ漫画「惑星をつぐ者」がkindle化されてたのだ 人類が他種族に支配された宇宙。不可視の剣を武器に、呪われた因縁を清算すべく旅する男の物語 外連味溢れるキャラと深いテーマ、細部に宿る本格SFマナーが激渋!9話終了ながら繰り返し話題に上る隠れた名作、やっと読めたのだ〜
宮崎駿、大友克洋、荒木飛呂彦……数々の巨匠に影響を与えた伝説の漫画家・メビウス。彼が60歳で描いた「B砂漠の40日間」は驚異なのだ 下絵も修正もなし、完全一発描きのペン画集。コマ割や台詞が消失した絵物語は、精神世界を掘り起こしたように奇妙で静謐なのだ 線一本一本に神が宿ってるのだ〜!
あ、霊符切らしちゃった!そんな時は「呪術・霊符の秘儀秘伝」が便利なのだ 日本の呪術を基礎から説明しつつ、縁結びから亡霊成仏まで日常で役立つ100の霊符を掲載 他にも折符、禹歩、印法など幅広く紹介していて読み物としても楽しい作り。著者の大宮氏はより本格的な呪術の本も多数書いてるのだ〜
文豪のかっこいい写真コンテストやりたいのだ……(澁澤龍彦、江戸川乱歩、稲垣足穂、ボルヘス)