他にも、主人公たちの所属する組織「FSS」のボス、フーバー。 次期連邦首相と目されるオクスナー。 アナハイムの主計局長フークバルトなど、 従来の物語ではあまり顧みられなかった、兵站や補給を差配するオッサンたちのカッコよさがすごい。
徹底して、「戦争とは、金と人と物と情報が左右する」という理屈の上に成り立っており、優秀な兵士も、それらの土台の上にあって初めて意味を成すことが描かれている。 ここらへん、「戦争そのものはあくまで結果であり、そこに至るまでの過程が本当の意味での戦争」というアレなのな。
とにかくまぁ、このおじさんたちよく働く。 政府や軍や企業の上と交渉し、予算をむしり取り、軍艦やエース用のレアな機体を揃えるだけでなく、その装備や整備のための部品、さらに整備スタッフや運用する艦船乗員まで集めてくる。 ある意味エースパイロットより化け物w
「必要ならば部品から作らせよう」 「エンジニア百人ほどで足りるだろう。予算なら巡洋艦一隻分ほどでいいか?」 「まだコロニー一基分も使っていませんよ」 ミサイルからビールまで、必要ならば人とモノと金と情報を、その能力のフルを使って集めてくるおじさんたち。
武人気質のジオン兵たちは、やや複雑な顔をする者もいるが、それでも、「戦う者たちに、戦い以外で煩わせない」という、軍政家、兵站科の活躍を描いたという点で、大変興味深い。 「矢面に立たぬ自分たちの使命は、戦場で命を落とした兵士たちの亡骸を必ず回収することだ」という信念すら描いている。
「名作とは、読み直すたびに新たな気づきを覚えるものである」なんて言うが、「こち亀」のこのシーンは、大人になってから痛いほど「わかって」しまったなぁ・・・w
「こち亀」が今も連載中なら、絶対ウマ娘を扱った回があったろうなとは言われるのだが、両さん、ギャンブルとしても好きだが、まず競走馬ちゃんと好きなので、引退後の競走馬が別名義になっても全員顔で見分けがつくほどだから、意外と感動話とかできそうよね。
異世界だって税金はある(1/4)
そういえば先日「逃げ上手の若君」の小笠原貞宗の話をしたら、従来の歴史クラスタだけでなく、弓道クラスタや茶道クラスタ、さらには接客業クラスタまでもが現れ、小笠原殿どんだけ後世に足跡残したんだと驚いたw
これはね、私は前々から言っているのですが、のび太の息子のノビスケが、のび太とビジュアルは同じなのに、強気なわんぱく少年なのは、しずかちゃん似だったのだろうな、とw >RT
「ジョジョ」、トニオさんのお店での億康の言動によって、 「温泉旅行に行ったことがある」 「自宅で映画や洋楽やバラエティ番組やマンガを楽しむほどの余裕がある」 「高級料理を味わえる舌(貧乏舌ではない、食育が施されている)」 「それらを表現する語彙力を育まれる」 環境にあったのよな。
まぁ信じがたい話なんですが、消費税の導入は、「賛成する者」も多かったんですな。その前にあった「物品税」というのが絡んできまして・・・「ちびまる子ちゃん」の「フランス料理を食べに行こう」の回に出てきたアレです。
よく「こち亀の名言」的なのが紹介されることがあるが、こういう「両さんのツッコミ」を見ると、今の時代こそ必要な作品だったのかもしれないと思ってしまう。