「自分の命は特別だ」と考える者たちは、当然追い詰められても誰の助けも得られず、「命とは皆等しく尊い」とする主人公たちに倒される。もう何十年と続きながらも、その芯は一切ぶれていない。
ハットリくん、「忍者」という要素を抜けば「田舎から上京しての、下宿先の家族との出会い」の物語ともいえ、案外、「まんが道」などでも描かれている2畳間の下宿時代の経験がフィードバックされているのかもねぇ。
大和田秀樹氏の「ガンダムを創った男たち」は、そのダイナミックな作風と、氏お得意のキレッキレなテンポの良さで、名著と言うにふさわしく、実写ドラマ化しねぇかなとされ思うのだが、あくまでこれは「史実を元にしたフィクション」なのを忘れてはいけないのよね。
「ガンダムを創った男たち」は、元は「機動戦士ガンダムさん」のワンコーナーで、あまりに好評であったことから、単独で再編集され上下巻で発売された。元は「トミノ伝」さらには「ガンダム創生」というタイトルだったのだが、その第一話はというと。
「アムロの役をものにできず苦悩する若き日の古谷徹氏を、富野監督が腹パン&顔面パンチをかまして、『殴ったね』『二度もぶった』を言わせる」という荒唐無稽なもので、(ただし見事な迫力で魅せてくれる)、あくまで「フィクションだよ」というのを、一話目でちゃんと伝えている。
「名作とは、読み直すたびに新たな気づきを覚えるものである」なんて言うが、「こち亀」のこのシーンは、大人になってから痛いほど「わかって」しまったなぁ・・・w
「こち亀」が今も連載中なら、絶対ウマ娘を扱った回があったろうなとは言われるのだが、両さん、ギャンブルとしても好きだが、まず競走馬ちゃんと好きなので、引退後の競走馬が別名義になっても全員顔で見分けがつくほどだから、意外と感動話とかできそうよね。
異世界だって税金はある(1/4)
そういえば先日「逃げ上手の若君」の小笠原貞宗の話をしたら、従来の歴史クラスタだけでなく、弓道クラスタや茶道クラスタ、さらには接客業クラスタまでもが現れ、小笠原殿どんだけ後世に足跡残したんだと驚いたw
これはね、私は前々から言っているのですが、のび太の息子のノビスケが、のび太とビジュアルは同じなのに、強気なわんぱく少年なのは、しずかちゃん似だったのだろうな、とw >RT
「ジョジョ」、トニオさんのお店での億康の言動によって、 「温泉旅行に行ったことがある」 「自宅で映画や洋楽やバラエティ番組やマンガを楽しむほどの余裕がある」 「高級料理を味わえる舌(貧乏舌ではない、食育が施されている)」 「それらを表現する語彙力を育まれる」 環境にあったのよな。
まぁ信じがたい話なんですが、消費税の導入は、「賛成する者」も多かったんですな。その前にあった「物品税」というのが絡んできまして・・・「ちびまる子ちゃん」の「フランス料理を食べに行こう」の回に出てきたアレです。
よく「こち亀の名言」的なのが紹介されることがあるが、こういう「両さんのツッコミ」を見ると、今の時代こそ必要な作品だったのかもしれないと思ってしまう。