ですが、ここで第一話で示された「東京→大阪」理論を思い出してください。我々は「のび太とジャイ子」の関係だけに囚われ、「いずれジャイ子の血が入って辻褄が合わされる」ことにのみ注目しましたが、これはしずかちゃんにも言えたのではないでしょうか?
つまり、「最終的にはジャイ子同様、しずかの血も野比家に入り、セワシが生まれる」なのです。しずかとのび太でなくとも、どこかで「のび太の子孫としずかの子孫」は結ばれる歴史だったのです。 そのつじつま合わせがされていたからこそ、タイムパトロールは動かなかったのではないのでしょうか。
彼女がどのような未来を、「本来なら」たどっていたか、それはわかりません。ですが、第一話で提示された「ジャイ子ルート」の未来には、しずかちゃんの影はありません。 ここでもう一度、双方のルートでの結婚式の写真を見てみましょう。
もしかしてしずかちゃんは、大人になった後、なんらかの不幸に遭遇する運命の少女だったのかもしれません。 それがどのようなものかわかりませんが、「のび太と結婚し、かつての友人たちがともにいる」歴史なら、「なかったことになる」類のものだったのでしょう。
もしかして、矢部小路辺りの、「人当たりは良いが、家庭をないがしろにする男」と結ばれてしまい、我が子を抱えて苦労に苦労を重ね、報われない生涯を終える、だったのかもしれません。
「名作とは、読み直すたびに新たな気づきを覚えるものである」なんて言うが、「こち亀」のこのシーンは、大人になってから痛いほど「わかって」しまったなぁ・・・w
「こち亀」が今も連載中なら、絶対ウマ娘を扱った回があったろうなとは言われるのだが、両さん、ギャンブルとしても好きだが、まず競走馬ちゃんと好きなので、引退後の競走馬が別名義になっても全員顔で見分けがつくほどだから、意外と感動話とかできそうよね。
異世界だって税金はある(1/4)
そういえば先日「逃げ上手の若君」の小笠原貞宗の話をしたら、従来の歴史クラスタだけでなく、弓道クラスタや茶道クラスタ、さらには接客業クラスタまでもが現れ、小笠原殿どんだけ後世に足跡残したんだと驚いたw
これはね、私は前々から言っているのですが、のび太の息子のノビスケが、のび太とビジュアルは同じなのに、強気なわんぱく少年なのは、しずかちゃん似だったのだろうな、とw >RT
「ジョジョ」、トニオさんのお店での億康の言動によって、 「温泉旅行に行ったことがある」 「自宅で映画や洋楽やバラエティ番組やマンガを楽しむほどの余裕がある」 「高級料理を味わえる舌(貧乏舌ではない、食育が施されている)」 「それらを表現する語彙力を育まれる」 環境にあったのよな。
まぁ信じがたい話なんですが、消費税の導入は、「賛成する者」も多かったんですな。その前にあった「物品税」というのが絡んできまして・・・「ちびまる子ちゃん」の「フランス料理を食べに行こう」の回に出てきたアレです。
よく「こち亀の名言」的なのが紹介されることがあるが、こういう「両さんのツッコミ」を見ると、今の時代こそ必要な作品だったのかもしれないと思ってしまう。