出典
このスズメバチの点描画を描いた2014年当時、Twitterにアップしたら「モノクロ画なのに色付きの紙を使うのはずるい。モノクロ画なら白い紙に描くべき」みたいなコメントがきたことがあります。もしかするとその人は白い紙以外の色付きの紙に描いた経験がなかったのかしら。面白いのにもったいないなぁ
私の変態的な点描技法を見てほしい(*'ω`*) 同じメーカーの丸ペンでも、やっぱり個体差があります。それで時々恐ろしいほど小さな点を打てる個体があって。そんな限りなく細かい点が打てるペン先だけを選んで仕上げた作品がこちらです。この変態的技法の作品も #アドフェス の会場で観て頂けます。
20代の頃萩原朔太郎や北原白秋或いは中原中也などの作品を好んで読んでた。其の破壊にも近い情感と救いきれない侘しさ、刹那的な生と死を描いてみたく。一方、強さの象徴もある雀蜂も時に己よりも弱い虫に殺される。その強さと儚さの織り成すところを切り取って、冬の枯れ蜂の様に描いた。#アドフェス
こういうの描いてきましたけど、虫大嫌いなんですよ……
点描作業時にもし点を打ち間違えた時はどうするのか?当然インクは消しゴムで消すことはできません。多分砂消しゴムで消そうものなら紙がやられてインクが滲むでしょうから、そのまま描き加えていきます。後戻りは絶対にできないので。修正液を使うと台無しになるので修正液は絶対使いません?
異端者の気高さよ。
RT>このスズメバチの点描画は今から10年くらい前にオレンジブラウン色のイラストボードに描いたのですが「モノクロ画なのに色付きの紙に描くの反則じゃないですか?」と言われたことがあります。反則の意味が未だに理解出来ないので私はまだまだ未熟者ということなのでしょう。
題名 スズメバチ 点描画.
スズメバチ
陽炎のゆらめく波間の底で 死んだ雀蜂を見ました 残酷な運命も黄昏時には 忘れられてしまうのでしょう
描いてるのか彫ってるのか刺してるのか。複数の感覚を常に味わいながら、描いてる。
バタートーストとブラック珈琲で、夜半。
随分若い頃練習しても全然うまく描けなくて泣いて落ち込んで何度も何度も練習して作品描いて、また練習してを何十年繰り返していたらイビツな美しさを出せる様になった。