仕上がりました。 スタッフさんにベタやトーンの仕上げをしてもらい、最後に汗を飛ばして終わりです。 僕の場合、歯ブラシにホワイトと水をつけて親指でブシュっとやります。
[原稿のできるまで④] 書き文字を入れてみました。 絵を殺さないように、どこから音が出ているのかわかるようにバランスをとるのがいつも難しいです。このページは動きを描こうとしているのにバストショットばかりなので不満です。本来、ロングで支点力点作用点がわかる絵が好きです。
[原稿のできるまで⑤] 右が対になるページで雑誌で見るとこのままの見開きになります。見開き単位で見た時、絶対ではないのですがロングのコマがあるといいなと思います。いつどこで誰が何をしているのかの情報は必要だと思うのです。ここまでが僕の作業です。このページは五時間ほどかかりました。
[原稿のできるまで⑥] フリーハンドの効果線のルーツはちばてつや先生です。憧れました。そこにまたしても憧れのしげの秀一先生の原稿を引っ掻く技術を混ぜている感じです。 あしたのジョー、がんばれ元気の人間の動きもフリーハンドがほとんどです。
[原稿のできるまで⑧] 仕上げをしてもらい完成です。試合シーンは勢いで描くので線のはみ出しが多くスタッフさんに迷惑をかけます。 印刷された雑誌面では漫画家のほとんどが線が太くなったと感じます。さてどうでしょう?興味のある方は発売中の少年マガジンにてご確認下さい。
【Gガンダム12話目】 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。 視聴完了。 混乱しすぎて言葉が無い。 とりあえず今観たモノを描き記しておこう。
青木役の高木さんとの掛け合いがいつも絶妙で「肩の力が抜けたあの演技ができる人はなかなかいない」と監督さん達を唸らせていたのを覚えています。 キャラを深く理解してマイクの前に立つ人でした。 木村達也に魂を与えてくれた人でした。 ありがとうございました。
新年明けまして おめでとうございそす。 本年も『はじめの一歩』を よろしくお願いしそす。
久し振りのデンプシーチャレンジ。 ①下書きからペン入れ。
よしっ! しばしペンを置いて今から最終回観る。 正座!!
『だからお前はアホなのだ』 「バカなのだ」ではなく「アホなのだ」。 この響き、このセンス。 以前の自分にはなかった。 「バカ」だと冷たく突き離す感じがするが「アホ」だとなんとなく柔らかくなる。 そうかだから弟子にはこの言葉なのかとあるアニメを観て気がついた。 まっこと勉強になりました。
[漫画家目指している新人さんへ①] 対人で打ち合わせできなくて時間をもて余している方もいると思います。この機会に線を引く訓練をするのはいかがでしょうか?誰も得をしないかもしれませんが僕のスピード線を紹介します。 ジャブと地面です。 まず画面に青で補助線を入れてそれに沿うように(続く→)
[漫画家目指している新人さんへ⑩] (→続き) このコマだけで二時間かかりました。以前はもっと高速で手が動いたのになあ、と残念です。若くて時間のあるうちに訓練をするのはきっといいことです。暇潰しにどうぞ。 真夜中のオヤジ漫画家の長い呟き終わります。