んーむ 僕は【自転車を描くのが難しい】と感じた事は無い。 チマチマ細部を描き込むのに【手間がかかる】はあるけどね。 絵描きにとっての【自転車は難しい】は、自転車単体よりも【ヒトが乗ってサマになるのが難しい】だが あんまそこでも悩まないなー。 異常か? 異常なのか?
「自転車を描く」は、スポーツバイクをカッコよく速そうに描くのも大事だけど 日常で、【何も気負わず しれっと乗る】な絵を描きたいんだ。 だらしなく、ポジションが滅茶苦茶でも普通の人たちは乗ってる。 自転車もぴかぴかのカタログモデルじゃ無くて、ちょっとヤレた使われてるのを描きたい。
このチヅルさんの乗ってるの。 80年代末か90年代はじめのブリヂストンのファニーバイクなんだけど。 こんなの知ってるヒトいねーよ(TдT) ファニーバイクってのはこういうの。 前輪が小さく、極端に前のめりの姿勢で乗り、空気抵抗を減らす。 タイムトライアル用スペシャルだ。
ええ?と思われるかも知れませんが、これは物理的な正解よりも 【感覚的な印象】を取るとこうなりました。 スポークは細い そして光っている。 これを「まんま描くと」、絵として重くなります。 自転車の絵は軽く、飛ぶように走っている方がいい。 あと本数も少なくていい。
貸人屋 1/7
「はだしのゲン」のアニメーションは、当時働いていたアニメスタジオでも動画の手伝いをした。 最初キャラ表だけ見た時に「なんだか明るく丸くなっちゃったなあ 大丈夫かなあ」と思ったが、作画が始まったらそれどころでは無かった。 中割りしてる動画が辛くて吐いた。 https://t.co/QZKS0vskUs
ちょうど最新号のアオバ内で、五六七八のオヤジさんのセリフで語ってますが 【昭和のだから直せる】とは【直せるような設計と部品で出来ている】です。 1万円の自転車は、【壊れたら直せない】所が沢山あります。 特にフレームと回転部分。 亀裂や破損が入ったら捨てるしかない。交換出来ないんです
1976年秋の学園祭用に作った【宇宙戦艦ヤマト紙しばい】 これは、強力な協力者の彼女の大量ヤマト写真が無ければ、絶対に実現しなかった。 彼女は【ヤマトの再放送をカメラで撮る】をしてくれてたのだ。 この時代、ホームビデオなんてものは僕らの周りには無い。 アニメ雑誌も無い。
モスピーダのライドアーマー透視図の、原画記事を発掘できた。 もう一度描けと言われたら逃げる。
押し入れ発掘 お宝出て来た。 【家なき子 宝島の 杉野昭夫さんの修正原画】です。 アニメーター1年生で、これをクリーンナップしなくてはならなかった。 この線を殺してはいけない。 それが絶対条件だ。
僕の記憶では1960年の 手塚治虫先生の「エンゼルの丘」に出て来るチャーとベターでしょうか。 メガネで人魚で双子で殺し屋という、最初期にして「全部盛り」
#あれ実は私なんです 僕のところへ訪れる人なら、僕の80〜90年代の版権処理仕事はほとんどが【あれ実は私】なのがお分かりでしょう。 版権仕事には、基本「誰か描いたのか」はクレジットされない。 それが当たり前です。 でも、それが発想のきっかけになって 後の赤チャイナの娘になったりします。