個人的こういう事かなメモ 無謀な作戦で部下が大勢死亡する等の上層部への強い不満から。上に立つ人間を自分が裏から操りたい、クーデターを起こして自分が部下達の上に立つ、あるいは上に立つのにふさわしい人物が上層部に駆け上がって欲しいって事なんじゃないかと思うんだけどどうなんだろうな。
このワンコ汚れ具合からみて野良犬だと思うんだけど、杉元、ウパシちゃんやあの黒猫みたいに自分の境遇を重ねて話しかけたりしてたんだろうか。こんなキリッとしたワンコがすぐ横に一緒に座ってくれてたら安心するよなぁ…。
尾形の方はショック過ぎてちょっと模写できないけど、尾形が自分に銃口向けるシーンと江渡貝くんが母親を撃つ構図を似せる(鶴見中尉と勇作さんの位置や袖と外套が羽のように見える)事で、尾形が自分は人から愛される存在だという自己肯定感と共に歪んだ巣から巣立った事を表してるのすごく好き。
262話で杉元達が乗った宣伝車打ち抜いてたモブ兵、ただのモブなら描かなくてもいいであろう傷がわざわざ描かれてるところと目や眉の感じから見て、両頬に傷がある髭のモブ兵さんなんじゃないかと思うんだよな。
全ては防げずとも何かできないだろうか…
上等兵達
尾形、高いところから相手を見下ろす場面が多いけど尾形にだけ見えてる勇作さんにはずっと見下ろされてるの非常に良いよね。夢でも振り返った勇作さんを下から見上げてたけど、勇作さんに上を取られるを恐れてる部分があったりするんだろうか。それか見上げる対象として捉えてるのかもしれない。
あと尾形が上の階から相手を見下ろしてるシーンがよくあってこれは相手を上から見てるとか形勢逆転で精神的に優位に立ってる現れなのかなと思ってるんだけど、そう考えると生前の勇作さんとのシーンで尾形のいる踊り場に勇作さんが降りてきてるのがすごく印象的だよね。
243話の宇佐美と会話してる顔に大きな傷がある兵士、211話で宇佐美と一緒に鶴見中尉に覆いかぶさってた人と同一人物だと思うんだけど、212話で杉元に思いっきり頭ぶん殴られててその後登場してないみたいだからどうなったのか気になる。
このシーン今になって見れば、勇作さんの替え玉だった杉元がぶん投げた三十年式が後頭部に直撃して瀕死の大怪をおうっていうとんでもない皮肉になってたのすごい驚きだよね。
杉元はアシリパさんを見ていると子供の頃を思い出すと言っていたし、月島軍曹は鯉登少尉とメンコして思わず童心にかえっていたわけだけど、尾形は尾形でアシリパさんに信用できないと拒絶されるまでは、おっ母をころす前の百之助君の気持ちでアシリパさんと一緒に獲物捕って遊んでたんじゃないのかな
尾形高い所や階段の描写からシンプルにみんな見下してるんだなってのが分かる中でこのシーンは印象的だったけど、大人がしゃがんで子供に目線を合わせるシーンとして見てたのが304話後だと子供同士として会話してるように見えてしまうのが凄すぎると思った。色々分かってないから個人の見解だけど…。