『オダギリックス!』 作・画:小田桐圭介 藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)に近いジャンルの短編集。本棚で圧倒的存在感を放つ450ページ。 これもなんだか癖になる作品集。「星々は健在なりや」が好きですな。

『五次元療法』 作・画:田中達之 怪しい医者が独自のマシンで歯痛を直す。 漫画として紹介していいものかって感じだけれど。「CANNABIS WORKS」収録。

『嘘喰い』 作・画:迫稔雄 ギャンブラー嘘喰いが様々な怪物とギャンブル勝負を繰り広げる。 ギャンブルで勝ったとしても暴力を持たない勝者は消される、というのが根本のテーマにあり、ギャンブルパートと暴パートが入れ替わるのが特徴。シンプルなゲームを手に汗握るギャンブル勝負に昇華している。

『ポプテピピック』 作・画:大川ぶくぶ ハイクソー。 二度と読まんわこんなクソ漫画。

『ゴールデンカムイ』 作・画:野田サトル 砂金取りをしていた元日本兵が、刺青の囚人とアイヌの金塊についての噂を耳にする。話半分で聞いていたが実際にその男の体には入れ墨が入っていて…。 ギャグもシリアスもあり、安定した面白さで完成度は漫画史の中でも相当高いんじゃないだろうか。

シリアス