TLに流れてた遺品ツイートに佐藤まさあき先生の貸本が出てたので。佐藤先生は自分で「女性を描くの苦手だ」と公言してましたが初期の作(たぶん本人が描いてる…と思う)見ると確かに表情があんまりなくてマトリョーシカみたいですな。(俺は好きです)
『セクサロイド』の増刊なのでした。ひさしぶりに読んだけどユキ7号、かわいいなあ。後の、ただ微笑んで見守ってくれるだけのヒロインじゃなくやきもち焼いたりボケたこと言ったりずっこけたり、もするのがね。
テンポが速い速い。毎回16〜20Pで事件が起きて指令が下り全裸の美女が出てきて主人公とよろしくやって、捕まって、悪の親玉が壮大な計画を教えてくれたら次のコマでもう計画は頓挫して大爆発、ユキと「ごっっあん」しておしまい。999もこんなスピードで星が一つ爆発してたなあ。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
昔の漫画雑誌の切り抜き、終活で片付け中。87年のスピリッツ賞の審査員の顔ぶれが白土三平、さいとうたかを、小池一夫、石森章太郎、ちばてつや に横山光輝までいる。化け物屋敷みたいなメンツ。選評がみんな辛い辛い。
定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。