小林のり一さんは79年のガロの漫画『青春の汗は苦いぜ』(電脳MAVOで今でも読めます)で知りました。湯村輝彦とはまた違うテイストの、当時の言葉で言う、ヘタウマ漫画で大好きだった。「んや、あずいときは、あずいおじゃをのんだほーが、あどがすずつくなるん」「いいぞう 円生」お疲れ様でした。
お母さんと一緒に観るキカイダー。8話。カーマーインスパイダー。細身でマント羽織ってロボットぽくない。初期敵ロボット全てに言えるんだがシワシワヨレヨレなのはもう全然構わないけどせめてもっとヌイグルミを鮮やかな色にしてほしいな。色がアイデンティティの一部なんだから。
お母さんと観るキカイダー第9話。「断末魔!妖鳥レッドコンドル」。昔から自分の最期のさまをサブタイトルにするとは奥ゆかしいと思ってたんだけど登場してすぐ村人全員を惨殺してるのね。断末魔をあげさせる側でした。しかしこの悪の組織は(子供含め)毎回無差別に大量殺人しすぎだ。
お母さんと観るキカイダー第10話。突然の雷でギルの笛の音が聞こえなくなる場面。漫画みたいなギザギザの雷の「絵」が実写と実写に挟まれる不思議な効果。その前に同じような(リアルじゃない)雷の「絵」が実写に合成されたりもする。リアルな雷の素材が無かったのかな。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。
無免許医だが良いことを言っている。
『黒いせぇるすまん』(←元タイトル)主人公の顔の仕掛けはみなもと太郎先生の指摘で初めて気がついた。
黒い太枠やハイコンな写真もそうだけどA先生の漫画読み返すと次々と前衛的な表現が「発明」されててすごい。