バロム・1イラストから連想。『まんが王』1970・2付録ビッグマガジン2号「ショックマン」さいとうたかを先生のSF怪談。近所に落ちた隕石の作用で一緒に星を観察していた友人の体に異変が起こる。宇宙人みたいになっちゃう。奇怪な展開であり絵面もまさにショックなんだけど(続)
次々と起こる怪現象に「なぜこうなったのか」「そして次にどうしてこうなるのか」「で、結局こうなったんだけどなぜか」は全く説明されない。主人公は右往左往するばかりでなすすべがない。読者もまた「ふ、不思議なこともあるものですねえ」としか言いようがない。(続)
大昔読んだ時は「先生、なんだか全然わかりません」だったんだが今考えるとこれは早すぎた「実話風怪談」だったんだなあ。合理的な説明や物語っぽい教訓なんかをあえて外してるの。めちゃくちゃ先進的である。
本棚の奥から発掘。なんとなく抜け忍の孤独な戦いを描く漫画かと思ったら元忍者の素浪人(なんだか変)が念術を操る怪忍者と戦う明朗チャンバラだった。血生臭い話だけど主人公が(アニメルパンというかコブラというか)つねに軽口を叩くキャラなのがちょっと面白い。表紙は違う人が描いてるね。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。
無免許医だが良いことを言っている。
『黒いせぇるすまん』(←元タイトル)主人公の顔の仕掛けはみなもと太郎先生の指摘で初めて気がついた。