『総員玉砕せよ!』のワニのエピソード単体で、運命の分かれ道を考えるエッセイ漫画もあったはずだ、と呟いたんだがこれは文庫『まぼろし旅行記』収録の「偶然の神秘」である、と教えていただきました。エッセイ、のような体裁で東郷平八郎、浅野内匠頭、水木さん本人の従軍経験などを交えて(続)
吾妻ひでお「二日酔いダンディー」ヒロインのナンシーの目の描き方(ベタで潰さない)に憧れた。良く真似したけど持ち込みしたら徹底的に「こういう目の描き方してはいけない」と全否定された。白い瞳も同じく。素直に言うこと聞いたけど今思うと聞かなくても良かったな。
ダンデぶらっと立ち寄った古本屋で発見。自分世代のトラウマである『地獄くん』や『人形地獄』を話題にするたびに耳にしてたムロタニツネ象先生の学習漫画。←世代がズレてたので今回初めて読む。ギャグ漫画時代の描線と怪奇漫画時代の描線がほんのりブレンドされて良い塩梅の絵。これは至福。(続).
まだ仕事の合間に『総員玉砕せよ!』読んでますが。敵の砲撃で粉々になるの怖い。延々と飢えと渇きに悩まされ続けるのも怖い。ワニに食われるのもちろん怖い。意味もなく執拗にビンタにつぐビンタで人間の尊厳を奪われ続けるのも腹が痛くなるほど怖い。何より上官が死にたがりなのが本当に怖い。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
昔の漫画雑誌の切り抜き、終活で片付け中。87年のスピリッツ賞の審査員の顔ぶれが白土三平、さいとうたかを、小池一夫、石森章太郎、ちばてつや に横山光輝までいる。化け物屋敷みたいなメンツ。選評がみんな辛い辛い。
定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。