古本市で買った『幽霊屋敷』(国書刊行会)のエリオットオドネル『幽霊探求家としての20年間の体験』(1917)より。アイルランド人の家族を脅かす背の高い幽霊。怖い。
大昔(特定できないけど)の挿絵に描かれる幽霊って、現代の目で見ると幽霊だってわからない描き方されてるの多いね。普通の人と同じ。技術的な問題もあるか。幽霊が半透明でぼやっと描かれ始めたのはいつ頃からなのか。エルフの耳以上に難しいかも。
楳図かずお『おろち』「鍵」最終話より。近隣の人々から「うそつき」と呼ばれて嫌われているひろゆき(幼稚園児)が隣家の殺人犯夫婦に拉致され、連れ込まれた車の窓からなんとかパパに危機を知らせようとする場面でコマ割りの流れに組み込まれた不思議なタイトル。単行本では修正。完全に忘れてた。
うちに定期的に送られてくる「我が社の教材で勉強すれば学力アップですよお母さん!」な宣伝漫画見たら…。ええー?バーンって…80点だよ?立派なもんじゃないすか、お母さん!何怒ってんの?誉めてやってよ!100点じゃないとダメなの?ゲーム禁止なの?小学生の俺、涙目だよ!?
こういうのを「尊い」と言うのだな。
けっこう怖い話だと思う。
京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。
昔の漫画雑誌の切り抜き、終活で片付け中。87年のスピリッツ賞の審査員の顔ぶれが白土三平、さいとうたかを、小池一夫、石森章太郎、ちばてつや に横山光輝までいる。化け物屋敷みたいなメンツ。選評がみんな辛い辛い。
定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。
若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)
昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。