『ゴキブリ野郎』下元克己より。s40年代初頭だったと思う。デタラメな野生児主人公、五木武利が身を寄せる紀節家の四姉妹の末っ子、冬子(極端な人間嫌いでビブリオフィリア)の台詞にゲーテやトルストイと並んで永井豪の名前があがってて子供心に永井豪の偉大さが刻まれた。永井豪しか読んでないけど。



それはそうと当時、子供心にこの世を拗ねた冬子さんに惹かれた。眼鏡っ娘に心奪われた原体験かもしれない。(作中では後半、頭おかしくなってギャグ要員になってしまうのがやるせない)



気になって本棚の奥ひっくり返したら別冊少年マガジンの1970年5月号に下元先生の「ゴキブリ!」って連載の最終回が載っててそれがまさに↓こういう話であった。主人公は同じ。『ゴキブリ野郎』と『ゴキブリ』は同じ漫画なのか。リメイク作なのか。絵柄は確かに「ゴキブリ」の方が新しい感じ。


吉永さゆり「おもしろいわよ。」

松本零士作品の締めの文章。一時のブームの加熱によりあまりにも量産され、マンネリ化し、みーんなにパロディされて新鮮味は失ったが。時をおいて改めて読んでみると…どれも良いんだ、やはり。『男おいどん』のこれなんて一年を締めくくる孤独な男(女にも)に向けたエールとして胸を打つ。俺は。

こういうのを「尊い」と言うのだな。

唐突に。漫画を描き始めた小学校低学年のころ、こんなことを真剣に悩んでた。

けっこう怖い話だと思う。

京都土産にいただいた国際マンガミュージアムのクリアファイル(画像は部分です)見て泣いちゃったよ。

昔の漫画雑誌の切り抜き、終活で片付け中。87年のスピリッツ賞の審査員の顔ぶれが白土三平、さいとうたかを、小池一夫、石森章太郎、ちばてつや に横山光輝までいる。化け物屋敷みたいなメンツ。選評がみんな辛い辛い。

定期的に『総員玉砕せよ!』読んで震え上がってますが、まだ本格的に戦闘も始まってないストーリー序盤、舟で河を渡る水木さんの後ろに乗ってた同僚の兵が気がついたらいなくなってるシーンでもう怖さがMax。

きつねのヤバイ。

若き頃も大御所になってからも「劇画家たるもの量産こそ命!」な、さいとう・たかを先生。(隣は水木先生ね)

脈絡なく突然思ったが。この吹き出しのギザギザを日本一多くギザギザさせる漫画家は誰だろう。

昔の「アックス」より。福満しげゆき先生の見開きコラム。この回は「マンガ家としてデビューする方法」なんだけど本当にためになることが痒いところに手が届くように書いてあって当時大感心した。アシちゃんたちが全員このページコピーして行ったくらい。全文紹介したいけどそれもアレなんで序盤のみ。