すきま漫画家、ときどき文筆業。 ガッコの先生。アカウントとしては生物写真系。小説集『レオノーラの卵』https://t.co/T6IjbdMhNj 『ダーウィンの覗き穴[マンガ版]』https://t.co/oDjkXQtu28
ゴールデンウィーク明けくらいに咲くような気がしていたハンカチノキが、もうひらひらとハンカチを下げていた。舞い落ちたものをそっと拾い上げると、柔らかくてよい手触り。4月28日。
新潟でよく見かける桃色のシデコブシ。寒さに強いというのもあるのかも。シデは紙垂と書き、神道で使うあのジグザグした紙を指す。本種はびよびよした花被片が紙垂を思わせるためこの名があるのだ。びよびよ。
昨日紹介した濃い緋色で早咲きの寒緋桜と、白い大輪の大島桜との自然交雑品種とされる河津桜。絵に描いたような良いとこ取りで、あちこちに植えられてはひと足先に早春の彩りを楽しませてくれる。3月5日。
夕陽を浴びて鳴き交わすヒヨドリ。名前はその声に由来するとされるが「ヒヨ」と聞きなすには鋭いし時には金切り声に近い気がする。ヒィイイイヨォオオオドリの方がよりリアルだし無駄に文字数も稼げるのに。2月19日。
バレンタインが13日の金曜の翌日(2020-26)
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VSツインテール(2020)
これはどういう図かというと、カキの実をもいでは食ってるハシブトガラスがおるなあとカメラを向けてたら、別な1羽がバサバサと乱入してきたのです。この後2羽ともぎゃーぎゃー騒ぎながら飛んでゆきました。カキはもちろん持ってゆかれました。バンプの名曲『柿』を思い出す1月29日。
モミジバスズカケノキの集合果。拾ってぶつけると痛いので禁止だ。果実はやがて崩壊し、大量の種に分かれると風に乗っててんでに飛んでゆく。1月25日。
私たちがこのような建造物に感じる魅力というのは何なのだろうと思う。研ぎすまされた機能美とかいう類の月並な形容は、このストイックで巨大な怪物に対してなんだか失礼な気がするのだ。
河畔に聳えたつ鉄塔はここで終わっている。電線は直角に下に曲がり、碍子を通って地上のどこかへ送られている。次に通りがかるときは行き先を追ってみよう。
「ボダイ」はサンスクリット語のbodhiに由来し、悟りを開いたことを意味するという。アノクタラサンミャクサンボダイのボダイですかな。レインボーマンとムーンライダーズでしか知らないけれども。
葉が落ちた後も独特の果実を残すボダイジュ。へら状の総苞葉からモビールのように下がる球形の実は菩提子と呼ばれ、念珠の素材となる。
小規模なカシラダカの群れに出会う。ホオジロかと思ったがちがった。本職の鳥屋でない悲しさ、このへんは油断するとすぐ間違う。じゃあ何屋かと言われると、うーん、そうねえ…万事屋ですかね。1月17日。
葉を落としたエノキの老木に残るヤドリギたちの姿。実をつけては食べに来た鳥たちに種子を排泄されるので、ホストの木はヤドリギの株だらけになってゆく。しかしある時期から増えるのが止まっている気がするのは、大家的に入居者数に上限があるのか。1月12日。
フウセンカズラの枯れた実から回収した種子。黒地にグレーに染め抜かれたハートに萌える。なにか意味があってこういう意匠になってるのだろうか。どっか適当な撒くとこを探したい。1月2日。
クリスマスの夜のお蔵出し。すっかり葉を落として実ばかりになった柿の木。鳥に食べられることなくこんなに残ってると、あんまりおいしくないのかなとか考えてしまう。まあ鳥がおいしくても人もそう思うとは限らないけれども。
イイギリの見事な結実。飯桐の名は大きな葉でご飯を包んだことに由来するという。近所のあちこちに植えられていたが、この10年くらいで全部伐られてしまった。寂しい限りである。ヒヨドリもそう言ってるよ。12月21日。
秋冬の木の実をついばむ鳥といえばヒヨドリ。これはセンダンかな? ごちそうゲットだぜ感がにじみでており、見ているこっちまで嬉しくなる。でもおれが食べてもきっとおいしくないんだ。ううっねたましい。11月29日。
ちゅんちゅん大騒ぎしながら啄みに来たスズメたち。ついばむって啄木の啄なのか。読めるけど書けない字のひとつだ。さだめし美味しかろうと以前かじってみたことがあるが、人間用ではないぽかった。っていうか対人的には毒だったりすることもあるので常人は真似なさらぬように。
秋が深まるとこのように複葉の1〜2枚が先行して色づき、独特の紅葉を展開するハゼノキ。逆光で透かした図はステンドグラスのようで目映い。11月2日。
翅裏の白銀が印象的なウラギンシジミ雄。わずかに開いて見せてくれた表側には、濃茶の地に橙色の紋が鮮やかに目立つ。太みじかい脚も可愛い。だいたい手足はみじかい方が可愛いのだ。
大好きなルコウソウの花。端正な佇まいもさることながら、縷紅草という名前がポイント高い。しりとりでは貴重な「る」で始まる単語である。花のつくりが示す通りアサガオの仲間であり、分類としてはどちらもヒルガオ科サツマイモ属になる。さつまいも強し。10月9日。