小鳥游ミズキさんの「死ぬときはまばゆく」も⑤を数えた。毎回毎回胸胸に迫る展開でとても好きな漫画。読む度に寂しさが募り、登場人物たちの幸せを願わずにはいられない。⑤ではいろいろ明るい兆しも見えたが、それでも心の寂しさは埋められないまま。全然目が離せない。あと、カバーがいつも素敵。


ニコ・ニコルソンさんの「古オタクの恋わずらい」①略して「いにオタ」いいなこの漫画。自分90年代はもう漫画編集でスピリッツにいた時代。まだこうした風潮があったんだなぁ。でも、恋より大事なものだってきっとあるはずだよな。あと途中、伊藤正臣さんっぽいイラストだなーって思ったらやっぱり!

「恋とゲバルト」②。細野先生は私のイッコ上で当然70年安保なんぞ経験してない。でも当時の学生運動を軸に、いわゆるふたつの顔を持つ男女を描くこの話、驚くほどハマってる!それにしても矢継ぎ早に次から次へとびっくりするようなテーマで斬り込んでくる細野先生、どんだけ引き出し持ってんだ!

河原和音先生の「太陽よりも眩しい星」2巻もよかったー。これ読んでると人を好きになることの素敵さや友達の大切さ、そんな青春の基本を改めて感じることができてとても幸せな気持ちになる。 で、岩田さんは圧倒的に可愛いのだが、個人的推しはメガネの香川さんです。次の巻も早く読みたい。



「ニー哲」と「映画篇」は自分が編集長になったあと直接担当した数少ない作品。単行本のデザインは両方とも荘司哲郎氏(SALIDAS)で、ふたりの意思疎通がとても上手くいって、お気に入りの仕上がりになった単行本。好きなデザインだなぁと思っています。





先日ゆうきまさみ先生も紹介してらっしゃった、一ノ関圭先生が絵を描かれた「絵本 夢の江戸歌舞伎」(服部幸雄・文)。入手して実際眺めてみると、いや素晴らしい。見開きの一枚絵という構成で、ものすごくきめ細やかで、ひとりひとりにきちんと表情もある。圧倒される絵本です。

「ツルモク独身寮」愛蔵版①②巻(窪之内英策)本日発売です。「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生がイラスト付き帯コメントを寄せてくださいました。かつてこの漫画に青春の魂を揺さぶられた人、これからその熱い想いを感じたい人、青春を生きるすべての人に読んでいただきたい本です。全5巻、順次発売!

「一生好きってゆったじゃん」こちらは半年くらい前に弊社から出た横槍メンゴさんの短編集。こちらも油断してると深みにはまって浮かび上がれなくなりそうなくらいある種の業を感じる作品たち。好きな短編集。中でも『Neo Dutch Wife』という短編がとても好きです。泣く。

サンデープレミアムSHOPで見つけた「うる星やつら」の複製原画。自分の担当史上ひときわ輝いている珠玉の回「最後のデート」16ページ+α(カラー複製原画+先生のメッセージ)が届いた。ちょっと今読んでも素晴らしい。高橋留美子先生、流石でサイコーで素敵です。また会いに行きますね!

10月の美女たち by 上條淳士くん。

小学館からなかなか凄い本、出ました。さいとう・たかを先生が少年誌に描かれた劇画の中からあだち充先生が選んだ作品を一冊にまとめた「さいとう・たかを少年劇画 あだち充・選」です。さいとう先生の作品をあだち先生が!ですよっ!あだち先生の解説つきです。いっそ対談もあればよかったなぁ!

もう十月かあ。加速度的に年末が近づく...というわけで、マツオヒロミさんの今月の美女。

サンデーうぇぶりで連載中、古鉢るか( @kovachi_luka )先生の『はなにあらし』という作品を担当することになりました。百合です百合漫画。老脳に鞭打って尽力していく所存です。先生にも迷惑かけないようしっかり編集者やっていかねば。単行本は現在⑧巻まで発売中。そのほか野球漫画も脳内企画中。

今日は9月28日から弥生美術館で始まる「上條淳士展 LIVE」の内覧会にお邪魔してきました。何度も目にした原稿、自分で取った原稿、初めて目にする原稿などなど。彼の線、彼の絵は変わらず美しい。

江戸川治さん「マザー」。素晴らしくバラエティーに富んだ短編集。でも根底にあるのは常に愛と絆。そこはブレることなくしっかり描かれている。中でも出色の出来と思うのは『アノコロタクシー』と、やはり表題作の『マザー』。…それとは別に何やら妙に艶っぽさが目立つ瞬間もあって、それもまた良き。

そして「しょうもない僕らの恋愛論」帯に寄稿してくださったのは「アオイホノオ」で原秀則氏をさんざっぱらこきおろした島本和彦先生(@simakazu)。でも、少年サンデー出身のおふたり、私のイッコ下の同い年で、バトっていても友情を感じます(気のせいか)。

大判ポストカードを買ってサインを貰い一緒に写真を撮ってもらうという、ただのファンのようなひとときをカミジョーと過ごした晩夏。漫画編集でいられる時間も少しずつ減っていく晩夏。 #東京展 #上條淳士