スマホで漫画を読む時代のせいかよりシンプルでストイックなコマ割りが主流な今、あえて逆行してやたらと複雑で重層的でデザイン的でエモーショナルなコマ割りの漫画が読みたくなる私。お勧めは松苗あけみ、太刀掛秀子、おおやちき先生あたり。このエネルギーこそまさに昭和。
もう筆を折られて35年近くになると思うが、今見ても太刀掛秀子先生の絵ってすごいなあと思う。震えるような繊細な線でここまでウエットな表情描ける漫画家は今どこにもいないのではないかなあ。
テレビにてフィギュアスケートを観ていたので羽生くんと宇野くんをざっくりスケッチしてみた。宇野くんなんだか男っぽくなったなー。 では皆さんおやすみなさい。良い夢を(*'ω`)
単色で描いてから彩色するグリザイユ技法を結構やるのだが、単色のままの方が気に入ってたりする場合もある。こちらの絵は割とどちらも気に入っているが、単色の方もこれはこれでポストカードにしてみようかなとか思う。 それでは皆さんおやすみなさい。良い夢を(・'з`・)
寄生獣で有名な岩明先生の短編集、骨の音。この文学的な短編に当時驚愕したものだが、初版が30年前の1990年。先生は20代だと思うが、50を過ぎた私が今読んでも年上の人が描いてる、という感覚で読んでしまう。思春期に感銘を受けた作品には一生この感覚が付き纏うのだろう。
伊藤美誠ちゃんのサーブの時のこの感じが好き。
鬼滅の刃のアニメ観終わる。面白い。どなたか30年くらい前の少年ジャンプに描いていた岩泉舞を知らないだろうか?彼女のたとえ火の中…というとても好きだった読み切りをなんとなく思い出した。才能のある人だったが短編集一冊だけ出て終わってしまった。残念。
70年代にはアナログで信じられない細密な絵を描かれる少女漫画家が何人かいた。内田善美先生もそうだが私が筆頭に上げたいのは大矢ちき先生である。漫画家時代もものすごいが、雑誌ぴあに描かれていた頃の細密なイラストはなんだかもうアナログの限界を超えている。
25年前の絵を今のバランスで描き直してみる。何が1番変わったのかというとアゴかも?90年代は私以外の漫画家の絵も比較的アゴがしっかりと長かった気がする。硬いものを食べなくなった現代人はこの先ますますアゴが貧弱になり絵もそれに比例してゆくのかも。
松苗あけみのまんが道でおっそろしく遠い消失点からパースをとって描いたという伝説のコマ、二枚目参照の一コマ目であったと記憶しているのだが、コミックスの際このように描き直してあるのでこれは雑誌で確かめないと分からない(;'∀`)
昨今はは絶滅したが昔は雑誌に二色カラーというものがあった。塗る手間は四色と変わらないくせに原稿料は四色の半分という誰もがやりたくない悪魔のカラーであったヽ('Д`;)ノアゥ...
背景のパースが謎すぎるピンテージ少女漫画。このおおらかさが好きである。
またしても偉大な漫画家の訃報が。思えば小6の頃Dr.スランプの連載が始まって、あまりの絵のうまさとチャーミングさに唖然とした記憶が何十年の時を超えて蘇ってきた。まだお若いのに悲しすぎます鳥山先生… ご冥福をお祈りいたします。 それでは皆さんおやすみなさい🌙