1)ストーリーとは「問題」とその「解決」にすぎない。 2)「問題は必ず解決する」という考え方はリアルではない。この世の問題・・・いじめ、貧困、自殺、戦争・・・どれも簡単に解決する問題ではない。 このふたつの一見相反する文章の間に無限のストーリーが存在する。 #マンガ脚本概論
ストーリーをつくるとき、どんな大きさの「問題」を立てるのか、何を描くのかによって「尺=ページ数」が変わってきます。 どんな小さな「問題」の立て方でもストーリーにはなるんです。 あなたは自分が思いついたストーリーのページ数を予想できますか? #マンガ脚本概論
作品経験の浅い人は16ページ以内の短い作品を重ねて経験を積みましょう。 小さい問題、限られた登場人物、説明のいらない世界観・・・描きたいものが凝縮させた作品の方がその人の個性が出るものです。 仕上げもじっくり取り組めるので絵も上達します。 #マンガ脚本概論
#マンガ脚本概論「起」の部分がしっかりできているとストーリーは半分成功したようなものです。 そこでは「人物の紹介」「舞台の紹介」「設定の紹介」をしっかりする必要があります。 そして「問題提起」。 「問題」が提起された瞬間、読者はストーリーの全体像を予想することができます。 #マンガ脚本概論
#マンガ脚本概論【問題提起】が読者にストーリーを読ませる「推進力」になります。 長いストーリーの中で【問題】を読者に意識させ続けること。 ここがストーリーづくりの難しい所です。 読者が読んでいる途中で、提起された【問題】を忘れてしまうと「推進力」がなくなり、読む気が失せていきます。 #マンガ脚本概論
#マンガ脚本概論「ダンのこと」終
学生の作品には驚くほど「大人」が登場しません。今年も「親が死んでいる/旅行している」などの設定の作品にいくつも出会いました(苦笑)。 「大人が主人公をサポートするマンガ」を描けるようになることは作家としても大人になることなのだと思います。 #マンガ脚本概論
「ダンのこと」6
「ダンのこと」2
「ダンのこと」3
「ダンのこと」5
「ダンのこと」4
「マンガ脚本概論」さそうあきら 10月21日発売。 「『面白い』って何ですか?」 「アイデアが出ないんです!」 「『テーマ』って何ですか?」 「キャラクターがみんな私になったしまうんです」 「アマチュアとプロの違いって?」 「バッドエンドってダメですか?」 すべてマンガの中で答えます!