出典
○入道地蔵:にゅうどうじぞう百斎久信『怪談おそろ史記』にある。ある男が怪談語りの会からの帰途、街角に立つ身の丈一丈(約3m)の大入道を目撃し、慌てて逃げ出した。翌朝あまりにも不思議で確認に行くと、そこには出開帳の為に台車に乗せられた地蔵菩薩が置かれていたという。
キムジナーです
テクボン。時間表示画面のキャラ。
132:テクボン(金) 妖術を使って、時間を自由に操ることができる。でも、この妖術を使うと手と足がとても疲れるので、なるべくなら使いたくないらしい。平和で静かな生活を望んでいる。必殺技:時間の問題#ヨーカイザー
○野鎌:のがま 四国広域でいう鎌鼬のような妖怪で、何でもないところで転んでけがを負うことを「ノガマが食う」などといった。徳島県美馬郡祖谷山村(現三好市)では遺体を埋葬した上にノガマといって鎌を立てておく風習があり、これが年を経る人に祟ることがあるとされた。 #日本怪異妖怪事典四国
○ ひょうすべ佐賀や宮崎などでいう河童の一種をさす名前。ヒョウズンボ、ヒョウスボ、ヒョースンボなどとよばれ、彼岸の時期に山と川を移動し、その際ひょうひょうと鳴くことからこの名前があるという。
○ 乾鮭大明神:からざけだいみょうじん 松前の商人が持っていた乾鮭をもてあまし、松の枝に掛けて「この処の主となれ」と戯れて去った。しばらくしてこの鮭が光り輝くので土地の者が神と崇めるようになった。この神が生贄を取るので不審に思った者が調べると、古狸の悪さであると知れたという。
○ おとろし 『化物尽くし』系の絵巻や『画図百鬼夜行』に見られる画像と名前のみの妖怪。「おどろおどろ」という別名もあり、「恐ろしい」「おどろおどろしい」という言葉から来たものであると考えられているが、確証はない。
おとろし今昔
AIに描いてもらった砂かけ婆。
〇 すごい箱庭:‐はこにわ 『新耳袋』第七夜第七十話「如雨露」に登場する怪異。ある庭の片隅に現れた箱庭で、小川が流れ、太陽が沈み、星が出る、雨が降るなどありえないレベルの再現度をしている。感心して見てしまうが、傍から見るとそんな箱庭はなく、何もない所で感心している人に見えるという。
〇 砂撒狸:すなまきだぬき千葉、新潟、岡山、福岡などでいう道の怪異。木の枝の上から砂を振らせてくるという。利根川の辺りに出たものは川端の砂地に転がって体に砂をつけ、木の上に上って砂を降らせたという。
あなたが私にくれたものを身に着けたようかんです。