〜おじさん同士の男色図を探して〜 絶賛読み解き中の春本。 狐になりすました僧が百姓たちのケツを取る(尻に挿入するの意)場面。 百姓たちは稲荷からのお告げなので一物を立ててワクワクしながら順番を待つ狂った場面。狂った春画が好きです。
山東京山作の物語『教草女房形気』は、女の貞節とは何か?、男女の適切な距離とはどのようなものか?、夫に疑われるような行動は慎むべき、等の教訓を、宿を営む波右衛門の妻おりつ を中心とした物語を通して語られる。 個人的にけっこう衝撃的な表現だと思ったのが下腹部に錠をかけて拝む貞女の額絵。
夫に操を立てる表現を「下腹部に鍵をかける」という発想で描いたのがすごい。 図は『教草女房形気』早稲田大学図書館より。 もっと詳しく!という方のために補足すると、この錠をかけた女の絵は、おりつが有馬に来た絵師・菱川師宣(まさかのw)に依頼して描いてもらった。
泉鏡花も絶賛した長編小説『白縫物語』って、若い娘が一族の恨みを晴らすために男装して遊廓に潜入したり蜘蛛の妖術使いこなして戦ったり、なんか美少年がたくさん登場たり、美少年が女装する挿絵もあったりして日本人の好きポイントをうまく押さえまくってたんだろな。
わたしの推しキャラは鳥山秋作。幼名の犬千代ちゃん時代はなんかフニャフニャして頼りないけど、あざと可愛いかったのに、乳母が亡くなってから力を宿してめちゃくちゃカッコよくなる。女装シーン(右図の左にいる)もあって個人的には読者サービスだと思ってる。 (『白縫譚』上 国書刊行会より)