ちくま文庫の『現代マンガ選集 恐怖と奇想』(川勝徳重・編)、いい流れのアンソロジーだった。とくに橋本将次「女を狙え」の酷薄さを堪能。1961年の段階でこんなタッチがあったとは。小松崎茂の実体験をもとにした「関東大震災」は、堀江卓「桜島大爆発」がフラッシュバックする緻密な衝撃作。
『昭和の不思議101』最新号、発売中です。『狂った野獣』を駆け抜けた幻のバイク女優・星野じゅんさんのインタビューに『鬼龍院花子の生涯』で花子を演じたアングラ女優・高杉かほりをめぐるルポ、実録犯罪2時間ドラマの軌跡を書きました。セブンイレブンやネットでぜひ。よろしくお願いします。
めぐる
思わぬハプニングというか、星野じゅんインタビュー掲載の『昭和の不思議101』発売前からAmazonで在庫切れになってしまっていたらしく、予約してた人に(いまさら)遅延メールが届いたことを知る。キャンセルしてセブンイレブンで買ったそう。ありゃりゃ。
ただいま発売中の『昭和の不思議101』で『狂った野獣』の星野じゅんさん、『映画秘宝』の『特別機動捜査隊』特集で吉川一義監督にインタビューしております。幻の東映バイク女優に東映テレビプロたたき上げの大ベテラン。どちらも反響続々のおもしろい記事なので、年末年始のおともにぜひ。
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美味しんぼに「ワサビを醤油に溶かすのはダメ」という回があって世の中に広まったけど、味いちもんめではマナー講師の主張を「お好みでかまわないので」と否定してた。
ハコヅメ初回の「どうしてルールは守らないといけないんですか？」に対する答え、あらためてグッときてしまう。
生まれてきた子をチェ・ゲバラにちなんでチエと名づけたことでおなじみ連合赤軍劇画「子連れ女豹ゲバルト・みよこ」、クライマックスで機動隊に突っ込むところの「カアチャンがんばれーっ」もインパクトある。
Kindleの読み放題に実話マンガが山ほどあって弘兼憲史そっくりの感動作と再会した。
何年か前に漫画アクションで読んだ教師と生徒がそういうことになってラジオから流れてた鶴光のせいにする短編が衝撃だったんだけどKindleで再会したらやっぱり衝撃だった。
『必殺仕置人大全』の書影が公開されました。中村主水50周年にふさわしい写真をドーンとセレクト。よろしくお願いいたします。
『週刊サンケイ臨時増刊 全調査・連合赤軍の真相』を古本屋で買う。ページをめくってまず目に飛び込む生頼範義の総括イラストがめちゃくちゃ怖い。麻雀劇画の鳴島生による「女将軍・永島みよこ」もえぐい（原作の朽木多加志は、のちの作家・峰隆一…
実録犯罪2時間ドラマ6本（『戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件』『深川通り魔殺人事件』『密約 外務省機密漏洩事件』『滋賀銀行九億円横領事件 女の決算』『ザ・スキャンダル』『宣告』）を収録したDVD-BOXのジャケットがシンプルな禍々し…
