ポーキュパイン(ヤマアラシ)。「攻撃と防御を兼ね備えた完璧な生物」を模倣して作られた戦闘スーツを着た技術者。針に見立てたチューブから色々発射するし、空も飛ぶ。見た目も愛嬌があって可愛い。 しかし機能はヤマアラシの何処を参考にしたのかよく分からず、またヤマアラシというより蓑に見える
50年代から戦ってきたMARVELコミック最初期のスーパーヴィラン、ポーキュパインだったが、犯罪は上手くいかず疲れ果てる。そこで生涯を掛けて開発したハリネズミスーツを他の犯罪者に売ろうとするが、誰も興味を示さない。自分の人生は無価値だったのだろうか。途方に暮れる彼だが……
犯罪者が買わないなら、アベンジャーズが買うのではないか?そこでキャプテンアメリカに取引を持ちかける。しかしキャップはスーツより彼の犯罪社会とのコネクションに高値を付けた。 どうせ引退するつもりなら、最後にヴィランを捕まえるのに協力してくれたら、1万ドルを支払ってもよいと。
囮捜査は成功するが、ポーキュパインは致命傷を負う。 「俺は負け犬のまま死ぬ様だ」 「私に協力してくれたじゃないか。君もまたヒーローだ」 「慰めは要らない。私の無価値な人生に意味など」 「無価値な人間なんか居ない。君の事を皆忘れない」 後日、アベンジャーズ基地にはヤマアラシのスーツが…
こないだ、たまたま人に薦めたのだけど、水星の魔女はちょっとCosmoKnightsというコミックを思い出させる。お姫様がパワードスーツの騎士達の決闘の賞品となる世界で、女性達が決闘に挑んでいくスペースSFファンタジー。プロットも良いがスーツのデザインも良かった
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる