霊符の「顔」

宮地嶽神社(福岡県福津市) 全国の宮地嶽神社の総本社 社格は県社 神功皇后を主祭神とし、従臣である勝村大神・勝頼大神を配祀 注連縄・大鈴・大太鼓は日本最大である 息長足比売命(神功皇后)が、三韓遠征の途路に宮地岳山頂に祭壇を設け、天津神に祈願して船出したことに始まるとされる

密教には、如来が教導する対象である衆生の性質に合わせて三種類の姿に変じるという「三輪身」の観念がある 本来の姿「自性輪身」 法を守る為の菩薩の姿「正法輪身」 教導し難い衆生に対する忿怒相の姿「教令輪身」 例えば、大日如来(自性輪身)の正法輪身は金剛波羅蜜菩薩、教令輪身は不動明王である

太宰府天満宮(福岡県太宰府市) 社格は官幣中社 祭神は菅原道真公 北野天満宮と共に、全国の天満宮の総本社とされる 優秀な右大臣であった道真公に、左大臣である藤原時平は嫉妬し、謀略を立てて道真公を太宰府に流刑にさせた その後、都で災いが相次ぎ、祟りを恐れて道真公を祭神として祀った

かつて、璽宇(じう)という宗教団体が存在した 昭和天皇の人間宣言後、教祖の長岡良子は「天照大神が天皇から自分の体に移った」と謳い、皇位継承権を主張 教団では独自の元号「霊寿」が用いられた他、国旗や憲法の制定、私造紙幣の発行、仮想内閣の組閣も行った 教祖逮捕により衰退、死亡により消滅