マーベルスナップショット、キャプテンマーベルも良作だった。 親に「No」と言われ続けてきた三人の女の子。一見、全てが完璧に見えるキャロルもカマラも、抑圧から踏み出した事がスーパーヒーローへの第一歩。 オリジンの家族の部分を抽出し、共通する精神を探して、読者に勇気を与える良い内容でした
「アーマーとジェットパック無しで俺たちは働いているのに、賞賛を受けるのは奴らじゃないか」と不満を述べる警官と揉めるトニー・スターク。 しかし理性的な警官から、ヒーローが戦う手を休めてたった2分割いてくれれば、それが人の生死を分ける事もあると諭されたトニーは、彼の言い分を認める。
キャプテンアメリカの「私が忠誠を誓うのは理想だけです」という名台詞、彼のキャラクターを一言で表していて未だに引用されるが、実際に発言したのはゲストで登場した「デアデビル」233号。それでも皆キャップのイメージとして記憶している。シェアユニバースの醍醐味の一つ
カマラが通う学校、銃乱射を想定した避難訓練の場面。窓にシャッターが降り、サイレンが鳴り響く教室では身を屈めた生徒達が、訓練と分かっていても表情が暗くなり、涙を流し始める。凄く印象に残るシーンだった……。
これは小学校教師の鑑
未読者にもワンピースの世界観が分かりやすいコマ4+1選
「僕は阪神タイガースファンなんですよ」 「まあ!それを言う時は場所を選んだ方がいいですよ!権力者達には読売ジャイアンツのファンが多いんですから!」 アメコミの日本描写でも相当面白い場面の一つ、野球ディストピア国家日本
どうでもいい話なんだけど、「私でも強くなれますか?」の数ページだけ妙に有名な朝昇さんはかなりの強キャラで、 主人公に負けた後も噛ませ犬化せず、実力者の面目を保ち続けている極めてタフな格闘家である事は非読者にあまり知られていない
始まって最初の3コマがこれ #まんがで大切なのはスピード感
「グリモア・ノワール」面白かった。300年前に魔女裁判で11歳の少女が生きたまま水死させられて以来、女性だけが何かしら魔法を持って生まれるようになった町。魔女達が権力を握るようになった街で起きる失踪事件の謎を追う、ファンタジーミステリ。ぼくこういう特殊設定ミステリ大好きなんですよ。
ボーボボ、左右のどっちかからビュティが勢い良く突っ込んでる場面が分かりやすいパブリックイメージとして確立されてるけど、実際ギャグ漫画としては微妙に冷たい反応をおり混ぜてくる時が緩急あって一番面白いんだよな (残念ながら後半に進むに従って塩対応が減ってしまうが……)
ワンピース、主人公がアウトローであるからにはそれなりに反権力、反権威の理由付けが描かれるとは思ったけど、想像以上にディストピアで怖い。軍警察的な海軍士官や公務員サイドにも正義の味方っぽい人割と出てくるけど、やらされる仕事が「歴史学者の殲滅」だったりして無情過ぎる