そういえば、「攻撃の際にいちいち技名を叫ぶ」を、「特殊な能力を有した魔獣を召喚する」という整合性をまとわせた「サザンアイズ」の"獣魔術"はなにげに画期的だったんだよな。
黒い三連星って、ORIGINだと「シャアにライバル心を持つ兵隊やくざ」ポジだったんだが、「MS戦記」とかだと、新兵の主人公フレデリックに、優しく声をかけてくれる気のいいベテラン兵なんだよな。
様々な関連作で描かれているんだが、一年戦争初期って、まだMSは「新参兵器」で、ジオン・連邦問わず、その価値を認めていない人たちが多く、陸戦兵や艦船乗り、砲火、戦車乗りたちからは、「おもちゃ」呼ばわりされ、パイロットも地位が低かったとこがあるのよ。
シュツルム・ガルスはグフを想起させるカラーリングと戦闘スタイルだったが、あれは半ばワンオフの改造機(かなり偏った仕様で一般兵は使いづらい)で、パイロットのビランチャ中尉も47歳と、ラルに憧れたと言うより、同世代なのね。
「名作とは、読み直すたびに新たな気づきを覚えるものである」なんて言うが、「こち亀」のこのシーンは、大人になってから痛いほど「わかって」しまったなぁ・・・w
「こち亀」が今も連載中なら、絶対ウマ娘を扱った回があったろうなとは言われるのだが、両さん、ギャンブルとしても好きだが、まず競走馬ちゃんと好きなので、引退後の競走馬が別名義になっても全員顔で見分けがつくほどだから、意外と感動話とかできそうよね。
異世界だって税金はある(1/4)
「ジョジョ」、トニオさんのお店での億康の言動によって、 「温泉旅行に行ったことがある」 「自宅で映画や洋楽やバラエティ番組やマンガを楽しむほどの余裕がある」 「高級料理を味わえる舌(貧乏舌ではない、食育が施されている)」 「それらを表現する語彙力を育まれる」 環境にあったのよな。
まぁ信じがたい話なんですが、消費税の導入は、「賛成する者」も多かったんですな。その前にあった「物品税」というのが絡んできまして・・・「ちびまる子ちゃん」の「フランス料理を食べに行こう」の回に出てきたアレです。
よく「こち亀の名言」的なのが紹介されることがあるが、こういう「両さんのツッコミ」を見ると、今の時代こそ必要な作品だったのかもしれないと思ってしまう。
まぁ「経営者視点」って結局は「給料が安くても我慢しよう」「残業代でないけど我慢しよう」「予算少ないけど我慢しよう」「時間ないけど我慢しよう」「人少ないけど我慢しよう」な、「欲しがりません勝つまでは」が言葉変えただけだったんだよね。 んで、勝てないから、なにも得られない。
「舌は肥えすぎないほうがいい」 山岡レベルになると、本人も作中で言うくらい苦労するので、井之頭五郎くらいがちょうどいいってことか。