晴天の本日永野のりこ先生の個展へ。愛に溢れた作品群、カラーの色彩など素晴らしいのだが、奥に飾ってある先生の初期作品プリマベーラ。わずか5ページの作品ながら読んでガツンとショックを受けた。これを読むだけでも行く価値のある原画展。21日まで!行くべし!
1970年(昭和45年)の別冊マーガレットを読んでいたら新人の入選作の脇役のキャラに手塚治虫先生の三つ目がとおるの主人公写楽にどう見てもそっくりな脇役の男の子が!三つ目の連載が始まるのは74年なので4年前!偶然にしても面白い。
色々気になる1970年の別マ。めっちゃかわいい忠津陽子先生の漫画の下半分を使ってめっちゃ怖い石原豪人画伯の挿絵付き怪談をぶっこむこのセンス。一体何を考えているのか…(;'∀`)
70年当時の漫画は隅っこの柱の部分に編集さんがストーリー進行の説明を入れていて、例えばこの美内すずえ先生の名作赤い女神にもいちいち入ってる。読んでるのだから書かんでもわかるっつーの。でもって後半テンションが上がると説明がキャラと同じ口調になったり…(笑)
伊藤美誠ちゃんのサーブの時のこの感じが好き。
鬼滅の刃のアニメ観終わる。面白い。どなたか30年くらい前の少年ジャンプに描いていた岩泉舞を知らないだろうか?彼女のたとえ火の中…というとても好きだった読み切りをなんとなく思い出した。才能のある人だったが短編集一冊だけ出て終わってしまった。残念。
70年代にはアナログで信じられない細密な絵を描かれる少女漫画家が何人かいた。内田善美先生もそうだが私が筆頭に上げたいのは大矢ちき先生である。漫画家時代もものすごいが、雑誌ぴあに描かれていた頃の細密なイラストはなんだかもうアナログの限界を超えている。
25年前の絵を今のバランスで描き直してみる。何が1番変わったのかというとアゴかも?90年代は私以外の漫画家の絵も比較的アゴがしっかりと長かった気がする。硬いものを食べなくなった現代人はこの先ますますアゴが貧弱になり絵もそれに比例してゆくのかも。
松苗あけみのまんが道でおっそろしく遠い消失点からパースをとって描いたという伝説のコマ、二枚目参照の一コマ目であったと記憶しているのだが、コミックスの際このように描き直してあるのでこれは雑誌で確かめないと分からない(;'∀`)
昨今はは絶滅したが昔は雑誌に二色カラーというものがあった。塗る手間は四色と変わらないくせに原稿料は四色の半分という誰もがやりたくない悪魔のカラーであったヽ('Д`;)ノアゥ...
背景のパースが謎すぎるピンテージ少女漫画。このおおらかさが好きである。
またしても偉大な漫画家の訃報が。思えば小6の頃Dr.スランプの連載が始まって、あまりの絵のうまさとチャーミングさに唖然とした記憶が何十年の時を超えて蘇ってきた。まだお若いのに悲しすぎます鳥山先生… ご冥福をお祈りいたします。 それでは皆さんおやすみなさい🌙