自筆のタイトル文字といえば、成田美奈子先生がデビュー作から暫くの間自筆だった。当時これはプロのレタリングマンが描くものであったが成田先生、当時高校生だけどプロ顔負けのレタリングのうまさである。脱帽。
水上澄子先生。75年なかよしにてデビュー。その後主になかよしDXにて執筆。決して派手なタッチではなかったけれど優しく繊細で完成度の高いストーリーを読ませてくださる方だった。今どうしておられるのだろう。新作読みたいな。
B.Bフィッシュの表紙。切り抜いた絵とちぎった和紙でコラージュ。ピンク色でTropical Marin(トロピカルマリン)とあるが、その後まさかまりんという名の猫を飼う事になろうとは…(;'Д`) それでは皆さんおやすみなさい。良い夢を(・'з`・)
16歳で手塚賞入選という経歴を持つ小池桂一先生は非常に寡作な作家であるが、ウルトラヘヴンで描かれるオーバードーズ状態の幻覚を視覚化するアナログ描写の細密さがとにかく凄い。絵の情報量が凄すぎて内容がどうにも頭に入ってこないが、その執念には拍手。
伊藤美誠ちゃんのサーブの時のこの感じが好き。
鬼滅の刃のアニメ観終わる。面白い。どなたか30年くらい前の少年ジャンプに描いていた岩泉舞を知らないだろうか?彼女のたとえ火の中…というとても好きだった読み切りをなんとなく思い出した。才能のある人だったが短編集一冊だけ出て終わってしまった。残念。
70年代にはアナログで信じられない細密な絵を描かれる少女漫画家が何人かいた。内田善美先生もそうだが私が筆頭に上げたいのは大矢ちき先生である。漫画家時代もものすごいが、雑誌ぴあに描かれていた頃の細密なイラストはなんだかもうアナログの限界を超えている。
25年前の絵を今のバランスで描き直してみる。何が1番変わったのかというとアゴかも?90年代は私以外の漫画家の絵も比較的アゴがしっかりと長かった気がする。硬いものを食べなくなった現代人はこの先ますますアゴが貧弱になり絵もそれに比例してゆくのかも。
松苗あけみのまんが道でおっそろしく遠い消失点からパースをとって描いたという伝説のコマ、二枚目参照の一コマ目であったと記憶しているのだが、コミックスの際このように描き直してあるのでこれは雑誌で確かめないと分からない(;'∀`)
昨今はは絶滅したが昔は雑誌に二色カラーというものがあった。塗る手間は四色と変わらないくせに原稿料は四色の半分という誰もがやりたくない悪魔のカラーであったヽ('Д`;)ノアゥ...
背景のパースが謎すぎるピンテージ少女漫画。このおおらかさが好きである。
またしても偉大な漫画家の訃報が。思えば小6の頃Dr.スランプの連載が始まって、あまりの絵のうまさとチャーミングさに唖然とした記憶が何十年の時を超えて蘇ってきた。まだお若いのに悲しすぎます鳥山先生… ご冥福をお祈りいたします。 それでは皆さんおやすみなさい🌙