同じく13回チャンピオン漫画賞佳作受賞の森原せいやさん。とにかく絵が無茶苦茶上手い。当時何者?星野先生のアシ?などと勘ぐったがこれ以降発表作品はなし。これだけ上手いのだからその後ペンネームを変えて描かれていたのかもしれないがその辺りは不明。
1971年発行赤塚不二夫先生の漫画入門。少女漫画の描き方のところに、少女は美しくかなしい物語がすき、とある。それに対して水野英子自作を語る、に予稿している一条ゆかり先生が当時の少女漫画をどう思っていたかの対比がなんだか面白い。
第3回花とゆめ漫画家コースにおいてあの成田美名子先生を抜いてトップ賞デビューした北河悠梨さん。有吉京子先生を思わせる華やかで流麗なペンタッチだが当時伝説の漫研QUEEN内では既に有名な方だったよう。最近少女漫画であまり見なくなった金髪線が圧巻。
神矢みのる先生のデビュー作ラスト・チェイスは衝撃だった。と同時に一年くらい前にマンガ少年でデビューした絵夢桂さんに似ていると思った。数十年経ってたまたまwikiで神矢先生の記事を読み、私のカンが当たっていたと同時にペンネームがイニシャルのもじりな事に気がついた。
伊藤美誠ちゃんのサーブの時のこの感じが好き。
鬼滅の刃のアニメ観終わる。面白い。どなたか30年くらい前の少年ジャンプに描いていた岩泉舞を知らないだろうか?彼女のたとえ火の中…というとても好きだった読み切りをなんとなく思い出した。才能のある人だったが短編集一冊だけ出て終わってしまった。残念。
70年代にはアナログで信じられない細密な絵を描かれる少女漫画家が何人かいた。内田善美先生もそうだが私が筆頭に上げたいのは大矢ちき先生である。漫画家時代もものすごいが、雑誌ぴあに描かれていた頃の細密なイラストはなんだかもうアナログの限界を超えている。
25年前の絵を今のバランスで描き直してみる。何が1番変わったのかというとアゴかも?90年代は私以外の漫画家の絵も比較的アゴがしっかりと長かった気がする。硬いものを食べなくなった現代人はこの先ますますアゴが貧弱になり絵もそれに比例してゆくのかも。
松苗あけみのまんが道でおっそろしく遠い消失点からパースをとって描いたという伝説のコマ、二枚目参照の一コマ目であったと記憶しているのだが、コミックスの際このように描き直してあるのでこれは雑誌で確かめないと分からない(;'∀`)
昨今はは絶滅したが昔は雑誌に二色カラーというものがあった。塗る手間は四色と変わらないくせに原稿料は四色の半分という誰もがやりたくない悪魔のカラーであったヽ('Д`;)ノアゥ...
背景のパースが謎すぎるピンテージ少女漫画。このおおらかさが好きである。
またしても偉大な漫画家の訃報が。思えば小6の頃Dr.スランプの連載が始まって、あまりの絵のうまさとチャーミングさに唖然とした記憶が何十年の時を超えて蘇ってきた。まだお若いのに悲しすぎます鳥山先生… ご冥福をお祈りいたします。 それでは皆さんおやすみなさい🌙