初めてマンガを描く人は、描き文字は字だと思っているらしく「字を書く」だけでいいと思っているらしい。 描き文字は「字」ではなく「絵」でもあります。 状況や雰囲気を伝える役割があるのです。 これはほんの一例です。
最近は課題として出すことは無くなりましたが、当初は必ず課題としてトライしてもらっていました。 いざ自分で描くとなるとどう描いていいのかに迷い、適切な表現に苦労しています。 実際にやってみることで「どう描いたらいいだろうか?」に気づけるようになります。
ツイッターで「ストーリーマンガ塾」を運営していた時に参加していただいた方の提出作品です。 ポイントをしっかりクリアされており適切な表現です。 このような表現って、なかなかできないものなのです。
ツイッターで「無駄ゴマ」に関して解説したが伝わらないことがあり、さらに一例を載せて解説したがちっとも伝わらないことがあった。 「無駄ゴマとは何か」の解説にも関わらず、「マンガ表現として好き・嫌い」を語る人がいる事にショックを受けたことがある。
「アイレベル」って何だ?と知らないままマンガを描いていた私です。 基本的な考え方を理解しておくと役に立ちますよ。
集中線には「意味」があります。 それが分からないと、集中線が描き分けられません。 謎のUFOに追われて逃げている人の動きを表す集中線。 人を追っている謎のUFOに視線を集める集中線。
マンガの講師を始めて、何を指導すべきなのかに気付いた私。 学生が描いたマンガにショックを受けた体験が今の私を産みました。
無駄ゴマを分かりやすく説明しようとして例題を紹介すると、全然伝わらない場合がある。 以前「上の方が分かりやすいコマ展開だ」と言い張る人が出てきて、私は唖然としたことがあった。 「伝わらない人」には「伝えようとする努力は不要」と思い始めたのは、この時期以降です。
注意しましょう。 うっかりやってしまう「コマの割り方」です。
何が描かれているのか分からないのは、「マンガ表現の基礎」が理解できていないからです。 定期的にツイートしてます。 初心者はこれが描けないのです。
歩いていると後ろから声をかけられ、振り向くと、大きな猫が立っていたので驚いて一目散に逃げ出した。 この句読点のつけ方だと「コマ展開」はこんな感じ。