ヒルによる治療は古代エジプトの時代から行われており、体内のうっ血や炎症を除去する目的で利用されていた。瀉血と同じ理論であり、四体液説とも相まって近世まであらゆる病気に効能があると考えられていた。現代でもヒルは医療に利用されている。 (ヒル治療を受ける女性とヒル保管用土瓶)
Dunce cap(劣等生の帽子) 19世紀から20世紀初頭にかけて、欧米の学校で用いられていた懲罰用の帽子。問題児や成績の悪い児童に被せ、反省椅子に立たせた。劣等生を意味するdunceは中世の哲学者ドゥンス・スコトゥスに由来し、スコトゥス学派の信奉者に反対者が蔑称として呼びかけたことに始まる。