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桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
@Momoyama_Aoi
熊本の片隅で漫画描いてます。 新潮社コミックバンチKai様で『三日月の国 オスマン千夜一夜』連載中です🌙🕌 16世紀オスマン帝国(中世トルコ)で働く人々の物語。 こちらのURLから無料で読めます⬇️
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桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
@Momoyama_Aoi
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2026-05-30T20:06:27.000Z
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かつて東ローマ帝国は火炎放射器を実戦配備していました🔥 しかし12世紀頃に廃れます。昨今ナフサ不足が深刻ですが、東ローマから火炎が消えたのもナフサ不足が理由だという説があります💦 東ローマが石油/ナフサの産地を失った時期と、火炎放射器が廃れた時期が一致するのだとか(あくまで一説です)。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-29T12:03:30.000Z
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オスマン帝国の後宮(ハレム)は秩序を重視したため、基本的に年功序列で飛び級はありませんでした。 ただし皇帝が動けば話は別。19世紀、皇帝アブデュルメジト1世に一目惚れされたベズミアラという女性は、年功序列を無視して数年で皇妃に上り詰めます👑 ピアノを弾く姿がとても美しかったそうです🎵🎹
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-25T12:03:00.000Z
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イスラム教の開祖、預言者ムハンマドの言葉に次のようなものがあります。 「あなたが最も敬うべき人は、あなたの母親である」 このためイスラム教圏では母孝行が必須の義務とされることが多く、オスマン皇帝もまた母后(皇太后)を非常に敬ったと伝えられています🤱
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2026-05-23T12:08:59.000Z
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序列の厳しいオスマン後宮🕌 特に偉いのは母后と女官長ですが、実は宝物役頭(ハズィネダル・ウスタ)もかなりの重役でした。きらびやかな後宮の宝物を管理する仕事ですので、やり手でなくては務まりません💎✨ 女官長代理をする人や寵姫を兼任する人もいるなど、女官の中では頭一つ抜けた存在でした。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-21T12:04:22.000Z
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オスマン帝国時代、聖地メッカ・メディナを警備する宦官は超エリートでした。コーランやイスラム法学(ハナフィー派)は全暗記必須だったそうです📖 世界中から巡礼に来る膨大な数のムスリムを監督し、寄付金を管理するのも彼らの仕事でした。 「実質皇帝より立場が上では?」と噂される人もいたとか👑
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-17T12:04:00.000Z
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暑くなってきたので涼しい話題でも🧊✨ 氷を作る技術が普及したのは17世紀以降ですが、冬にできた氷を真夏まで保存するだけなら太古の昔から可能でした。 紀元前ペルシアでは効率的な熱放射で室内を低温に保つ「氷室(ヤフチャール)」が発明され、ペルシア貴族は一年中アイスを賞味できたそうです🍨😋
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2026-05-16T12:17:44.000Z
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オスマン帝国における後宮(ハレム)は図のような組織だったと考えられています。女奴隷(ジャーリエ)の仕事は洗濯など家事に関わる役職が多めで、直接皇帝の身の回りの世話をするのは女中頭以上の高官のみです。 皇帝と接点のない女官達もお互いを「来世の姉妹」と呼び合い、絆を大事にしていたとか🤝
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-13T12:03:05.000Z
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15世紀以降、オスマン帝国では皇位を継げなかった皇子を処刑する掟ができました。内乱で国が割れるのを防ぐためです⚔️ しかし17世紀、兄弟19人を皆殺しにして即位したアフメトⅠ世が自身も急死するという一大事に及び、制度の見直しが行われます。以後、皇弟処刑は廃止され、幽閉に変わったとの事🕌
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2026-05-12T12:02:17.000Z
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「暗殺教団」は、シーア派の分派・ニザール派を誇張して作られた伝説です。 ニザール派は12世紀頃に十字軍と対戦した時、死を恐れず戦い、しかも敵将の暗殺を辞さなかったため、十字軍から大いに恐れられました。 その噂が広まるうちに尾ひれがつき、実態とかけ離れたイメージが形成されていきます。
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2026-05-10T12:08:29.000Z
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宦官は女性的な名前を授かる一方、あくまで男性官僚として扱われました。これに倣いシャークルもザンバクを「旦那」と呼びます。 位の高い宦官は妻帯することもありました。イスラム教の聖地メディナを守っていた大宦官が2010年にインタビューに答えていますが、妻を二~三人持つ宦官もいたとの事。
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2026-05-09T12:24:28.000Z
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後宮を卒業した女性の多くはそれを誇りに思っていました。多くの元女官が自分を「宮廷出身者(サライル)」と名乗り、後宮で学んだ最先端の服飾や料理を民間に伝えました。 このため、後宮で流行った文化は少し遅れてトルコ中で流行ったと伝わっています。日本の大奥も似たところがあったようです。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-07T12:18:18.000Z
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刀身を波打たせて肉を削る殺傷効果を高めた剣は世界中に存在し、ペルシアの隣にあったムガル帝国でも、刃が波打った凶悪な二叉の槍が作られていました。 この絵の毒蛇剣はそれらのフォルムをモデルに創作したもので、暗殺用に折りたたみ機構をつけて隠密性を高めています。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-05-02T12:02:00.000Z
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奴隷売買というと鉄枷をはめてボロ服で炎天下に並べられるイメージがありますが、オスマン帝国では所定の場所で行うよう法律で決まっていました。概ね商人宅や専用施設で取引されたそうです。 気になる人材の値段はおおよそ1万アクチェ(約2000万円)で、特に秀でた人材はその倍くらいしたとか💰️
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2026-04-26T17:44:14.000Z
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🎉コミックバンチKai2周年・ゴールデンウィーク企画🎉 本日限定で、『三日月の国』『暴喰の董卓』『ドルおじ』の三作が全話無料公開中です🎊 皆様この機会に是非御覧ください📖
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-25T12:03:00.000Z
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バンチKai ゴールデンウィーク企画にて、4/26に『三日月の国 オスマン千夜一夜』が全話無料公開されます! 一日限定ですが、レオ編、ファイサル編、ルシア編とこれまでのお話を無料でお読み頂けます。この機会に是非🌙🕌
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-23T20:04:00.000Z
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『三日月の国 オスマン千夜一夜』第10夜 後宮女官ルシア③ 明日(4/24)正午から無料公開になります。よろしくお願いします🌙🕌
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-19T12:59:40.000Z
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オスマン帝国の後宮女官は奴隷身分ですが、宮廷役人でもありました。 気になるそのお給金は…❓私が調べた範囲ではヒラ女官が日当5アクチェ、上級女官が100アクチェという感じ。 イェニチェリ兵の日当が7アクチェで部隊長が120アクチェだったそうなので、女官は軍人とほぼ同じ給料と言えます✨💰
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2026-04-12T12:03:00.000Z
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イスラム教にはスンナ派とシーア派がありますが、そのシーア派で初代最高指導者とされているのが、このアリーという人です。(厳密には彼の没後に宗派が成立) 伝承によれば彼は勇敢かつ公正、そして慈悲深い人柄であったそうで、今でもスンナ派・シーア派両方の人々から尊敬されています。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-08T12:09:48.000Z
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オスマン帝国は男女別席文化でしたが、医療は例外でした🏥 男医が女を診る事も、女医が男を診る事もありました。後宮の病院には男女両方の医師が常駐していたそうです。 しかし「合法でも恥ずかしくて嫌」という患者の声に応えるため、同性専門医も居ました。拠点を構えて方々に往診したとのこと🩺
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-07T12:03:00.000Z
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トプカプ宮殿は15世紀建設当初から水洗便所があり、庭で用を足すのは厳禁でした。 しかし17世紀ベルサイユ宮殿では便所不足のため庭でウンコする不届者が絶えず、庭師の苦情を受けたルイ14世が庭に「立入禁止」と立て札(étiquette)を立て、それがエチケットという言葉の語源だという説があります。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-06T12:04:00.000Z
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オスマン帝国第18代皇帝イブラヒム1世は太った女性が好きでした。 彼は都で一番太った女性を探すお触れを出し、見つけ出したアルメニア人の女性に「シヴェカル(魅惑的)」という名を与えて寵愛したそうです✨ この絵の女官も世が世なら寵姫だったかもしれません。
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
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2026-04-04T20:32:21.000Z
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アラビア文字はとても奥深い…
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
@Momoyama_Aoi
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2026-04-03T12:05:00.000Z
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これは16世紀にペルシアで描かれた「竜退治をする英雄」の模写です。当時ペルシアからオスマンに渡った絵師たちもこの型の龍を描いており、流行のデザインだったことが伺えます。 ちなみに竜退治の絵は紀元前から描かれていたそうで、今も昔も人はナイトがドラゴンを退治する話が好きですね🐉
桃山あおい/連載中『三日月の国 オスマン千夜一夜』
@Momoyama_Aoi
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2026-04-01T12:13:07.000Z
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後宮女官たちは宦官同様、入廷と同時に新しい名前を授かりました。フマユン(幸福)とかベラガット(雄弁)とかヘムニシン(盟友)といった、当時の感覚からするとキラキラした名前が多かったそうです。 スレイマン大帝の后ヒュッレムも「陽気」という意味で、あまり人名には使われない言葉だったとの事。
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