『SFマガジン8月号』は、1500番到達記念特集「ハヤカワ文庫JA総解説PART1」です。読み出すと止まらない…。わたしはJA0227 神林長平『プリズム』を担当しました。連載32回目となる「幻視百景」は、惑星探査です。
マリコ・タマキ作 ジリアン・タマキ画 三辺律子訳『THIS ONE SUMMER』(岩波書店)が16日に発売になります。もう、大好きなグラフィックノベルで、読んだ直後の感想を帯にお使い頂きました。子供の頃の感覚にそのまま筆を浸して描いているような喚起力の高い絵をぜひ見てください。




訳者の三辺律子さんのあとがきにある「言葉では説明できない思春期のありようが宿っている。」「かんたんに言語化しないことで、読者は捕えようのない複雑な自分の感情と向き合うことになる。」は正に。



このコマ好き。

原画で見て初めて気づくこともあって、「諸星大二郎原画展」で「孔子暗黒伝」のこのコマを見たときは本当に驚いたな。ずっとずっとネガポジ反転だと思っていたのだけど、ネガポジ反転風に描いていたとわかって……。

『税金で買った本』6巻のように、正しい筆名に気づいてくださる方が増えればうれしいです。

RIP ポール・オースターの『孤独の発明』は、幾度も読み返している、自分にとって特別な本。

7月2日発売の『オクトローグ: 酉島伝法作品集成』(早川書房)の書影です。装丁は水戸部功さんが手掛けてくださいました。収録作と響き合うデザインで、むちゃくちゃ格好いい…。三つめの画像は、色校を巻いたサンプルです。斜線が銀の箔。

『奏で手のヌフレツン』の見本ができました。むちゃくちゃ格好いい……! 装丁は川名潤さんが手掛けてくださいました。太陽が歩いて巡る空洞世界に住む人々の、数世代にわたる物語です。河出書房新社より12月4日頃発売。

マッテオ・ガローネの「Pinocchio」見たいな。カタツムリの侍女の造形などすばらしい。https://t.co/n5wbH6hALH

ニック・ドルナソ 藤井光訳『アクティング・クラス』(早川書房)、とんでもなく面白かった…。淡々と進んでいくのに、ぞわぞわしっぱなしで引きずり込まれる。世間に馴染めない人たちが、なんとなく参加した演技教室で即興演技の面白さに目覚めていくが、しだいに演技と現実の境目があやふやになり--

イバン・レピラ 白川貴子訳『深い穴に落ちてしまった』(創元推理文庫)、うわー、すばらしかった。タイトル通りというか、それ以外にはなにひとつ判らない極限状況で、兄弟が虫や木の根を食べつつ生き延びようとするが、しだいに幻覚など現れだし--

津原泰水さんの幻の作品『羅刹国通信』(東京創元社)を頂きました。読み終えたいま、強い余韻に浸っています。すばらしかったです。かつて叔父を殺めた少女が、自らや、人を殺した者の頭に角を幻視し、夢の中では羅刹国という夜のない壮絶な世界で鬼として生きるようになり--(4月26日頃発売)。

挿画がひと通りできた…かも。

背高泡立草と背高泡立僧