千早茜さんと新井見枝香さんによるWエッセイ『胃が合うふたり』(新潮社)を千早さんから頂いたのですが、ぱらっとめくって読んだだけで、食事前の胃に直撃を食らってしまった。
第12回創元SF短編賞受賞作 松樹凛「射手座の香る夏」は、人工身体に意識転送中だった五人の肉体が密室で消え、刑事がかつて育った町を捜査する話と、違法な意識転送で犬となって駆け回る少女たちの話が、白い凪狼(カーム・ウルフ)の伝説と絡んでいく、疾走感のある物語です。
このコマ好き。
『税金で買った本』6巻のように、正しい筆名に気づいてくださる方が増えればうれしいです。
7月2日発売の『オクトローグ: 酉島伝法作品集成』(早川書房)の書影です。装丁は水戸部功さんが手掛けてくださいました。収録作と響き合うデザインで、むちゃくちゃ格好いい…。三つめの画像は、色校を巻いたサンプルです。斜線が銀の箔。
『奏で手のヌフレツン』の見本ができました。むちゃくちゃ格好いい……! 装丁は川名潤さんが手掛けてくださいました。太陽が歩いて巡る空洞世界に住む人々の、数世代にわたる物語です。河出書房新社より12月4日頃発売。
マッテオ・ガローネの「Pinocchio」見たいな。カタツムリの侍女の造形などすばらしい。https://t.co/n5wbH6hALH
ニック・ドルナソ 藤井光訳『アクティング・クラス』(早川書房)、とんでもなく面白かった…。淡々と進んでいくのに、ぞわぞわしっぱなしで引きずり込まれる。世間に馴染めない人たちが、なんとなく参加した演技教室で即興演技の面白さに目覚めていくが、しだいに演技と現実の境目があやふやになり--
挿画がひと通りできた…かも。
背高泡立草と背高泡立僧